にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

てがろぐ リリースノート

お手軽マイクロブログCGI「てがろぐ」のアップデート案内です。新機能や更新した仕様、新しいスキンなどを案内しています。
更新点だけではなく全体の機能説明をお読みになりたい場合や、CGIそのものをダウンロードしたい場合は、てがろぐ配布ページへお越し下さい。
セットアップやバージョンアップの前に最新版の使い心地を試したい場合は、動作テスト用てがろぐをご使用下さい。
次期バージョンの開発進捗状況をチェックしたい場合は、開発進捗報告ページをご覧下さい。

《最終更新: 2023年01月25日 水曜日 23時21分 》 RSSフィード

タグ「Update」を含む投稿28件]

てがろぐ Ver 3.9.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.9.0 を公開しました。画像をキャプション付きで表示できる機能、新着画像リスト表示機能、サムネイルがあればそちらを先に表示する機能、投稿経過時間の表示機能、インスタグラム埋め込み機能、「続きを読む」ボタンラベルをその都度指定できる新記法、リスト表示用の記法などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※今回も標準添付スキンのソースを全体的に更新しています。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、それらも上書きアップロードして下さい。

🆕 Ver 3.9.0の更新点(概要):
《▼新機能:画像投稿関連》
新着画像リスト(最近UPされた画像の一覧)出力機能。
UPされた画像1つ1つにキャプションやフラグ等を事前登録しておける画像インデックス機能。
画像をキャプション付きで表示できる新記法を追加。
画像のキャプションをその都度指定できる新記法を追加。
その画像に対応したサムネイル画像が存在する場合には『ページ上の表示にはサムネイル画像を使い、Lightboxでのリンク先にはオリジナル画像を使う』ように表示できる機能を追加。
投稿本文内に含まれる画像をすべて抽出して表示できる記法を追加。

《▼新機能:ページ上の表示関連》
インスタグラムの埋め込み機能。
投稿日付の表示に(n分前、n時間前、n日前……のような)経過時間を表示できる日付表記オプション。
ページ番号の省略を始める総ページ数を自由に設定できる機能。
ページ番号リンクの両端(先頭と末尾)に何ページずつ固定表示するかを変更できる機能。
サイドコンテンツ各種でもギャラリーモードやサイトマップページを維持したリンクを出力できる新記法。

《▼新機能:表示を拡張する新記法》
「続きを読む」ボタンのラベルをその都度指定できる新記法を追加。
リストを表示するための専用記法。(箇条書きリストや番号付きリストが表示可能に)
投稿本文の行数が得られる記法を追加。(内側スキンのみ)
RSS Auto-Discoveryを挿入する記法を追加。(外側スキンのみ)

《▼新機能:スキンのカスタマイズ関連》
上位ディレクトリや別階層に存在するスキンでもプレビューしたり簡易適用したりできる機能。
投稿本文内の、任意の範囲をコメントアウトできる記法。
各種ディレクトリのパス(PATH)を得られる新記法を追加。
スキン内に記述されている link要素やform要素に対して、「現在のスキンでの表示を維持する」目的で自動挿入される各種記述をスキップできる記法を追加。
[[INCLUDE:~]] 記法と [[PATH:~]] 記法を、内側スキンでも使用可能に。(従来は外側スキン専用でした)
任意のファイルを挿入できる INCLUDE 記法の仕様拡充。

《▼新機能:設定項目》
記述サンプルを自動入力するかどうかの設定項目と、文字色や背景色として自動入力するサンプル文字列の設定項目を追加。
●ログインフォームの下部に表示できるメッセージを設定画面で設定できる機能。
●ハッシュタグだとは認識されない「 # 」記号を簡単に表示させる方法として、「#」を入力できる項目をハッシュタグ簡単入力プルダウンメニューに追加できる機能を追加。
●投稿本文中にAmazonのURLが書かれたとき、自動で極力短く加工する機能を追加(標準ではOFF)。

《▼仕様改善》
拡大画像をLightboxで表示できるテキストリンクを作る記法に、「画像リンクに独自のclass属性値を追加する」と同じclass属性値も追加されるよう仕様改善。
●全文検索の強調表示では、半角英字の大文字小文字が一致しなくても強調対象になるよう仕様改善。
●上位ディレクトリを参照するパスで画像が指定されたときに、ファイルが見つからなければ注釈を含むエラーを表示するよう仕様改善。
●デフォルトで読み込むjQueryやLightboxを最新版にバージョンアップ。

《▼スキン更新》
標準添付の各スキンを更新

《▼不具合修正》
「スラッシュで始まる絶対パス」で画像が指定されたとき、画像のURLが正しくなくなって画像が表示されない不具合を解消。
「続きを読む」記法が使われている状態で、設定画面から「続きを読む」機能をOFFにすると、Internal Server Errorになる不具合を修正。
「skin=」パラメータでスキンが指定されているとき、投稿本文内のハッシュタグをすべて抜き出す記法 [[COMMENT:TAGS]] が動作しない不具合を解消。
ハッシュタグに半角アンダーバー「_」を使うと、既存ハッシュタグ簡単入力用プルダウンメニューでは角括弧付きでリストアップされる不具合を修正。
内側スキンで [[CATEGORYLINKS:FULL]] と書いても、カテゴリページへのURLがフルパスでは出力されない不具合を解消。
投稿単独ページのURLを挿入する [[PARMAURL]] キーワードのスペルを [[PERMAURL]] でも認識するよう改善。
「Unrecognized escape \\v passed through at tegalog.cgi」というアラートがサーバのエラーログに記録される問題を解消。
サーバのエラーログに「CGI::param called in list context」のようなアラートが出力されるのを防ぐよう改善。
設定画面のHTMLにいくつか存在していた文法ミスを修正。
リンクラベルの中に # での # 記号が入っていても正しくラベルとして使えるよう仕様を修正。
「続きを読む」機能を入れ子にして使うと、ボタンラベルが正しく出力されないケースがある不具合を修正。


▼新機能:画像投稿関連
🌸新着画像リスト(最近UPされた画像の一覧)出力機能。
最近にアップロードされた画像だけの一覧を表示する「新着画像リスト」表示機能を追加しました。
画像保存用ディレクトリに存在する画像のうち、「一覧外」フラグが立てられていないすべての画像を対象に、新着順に指定個数だけ表示します。Twitterのプロフィールページ右上に見えるメディア欄のような感じの表示を作りたい場合に活用できます。
詳しくは、新着画像リストの設定方法などをご覧下さい。
表示例

新着画像リストの出力方法は、リファレンス内の【新着画像リスト要素】をご覧下さい。
新着画像リストの装飾に関する参考情報は、新着画像リストの装飾方法をご覧下さい。

標準添付スキンのうち(チャットタイプスキンを除く)8種類のスキンにも新着画像リスト用のHTML+CSSを加えてあります。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、上書きアップロードすれば新着画像リストも表示されるようになります。もし、大きくカスタマイズしてお使いの場合や、独自のスキンを作ってお使いの場合には、標準スキンの下記の位置にあるソースをコピー&ペーストするなどしてご活用頂くと、標準スキンと同じ見た目を手っ取り早く実現できるでしょう。

✅まず、外側スキン(skin-cover.html)には、以下のようなHTMLを加えています。
うまく装飾するためには、[[IMAGELIST]] の外側に何らかのブロック要素を加えておく方が良いと思います。 下記では <p class="imagelistbox">~</p> で囲んでいます。
skin-cover.html の 131行目~141行目

✅次に、CSS(tegalog.css)では、以下のようなソースで装飾しています。 CSSソース内で ▼画像一覧リスト区画 という文字列を検索すると見つかります。この区画の中身をコピーするなどしてご活用下さい。
tegalog.css の 1057行目~1101行目
特に、画像サイズを調整している箇所は、1080~1089行目にある /* ▼各画像の装飾 */ と書かれた区画です。(上図のほぼ中央付近)畳む


🌸UPされた画像1つ1つにキャプションやフラグ等を事前登録しておける画像インデックス機能。
てがろぐ上にアップロードした画像1つ1つに、あらかじめキャプションを登録しておいたり、表示上の調整を加えられるフラグを設定しておいたり、縦横サイズを手動設定しておいたりできる画像管理機能を加えました。
詳しくは、画像管理画面で画像1つ1つにキャプションやフラグを登録する方法をご覧下さい。
画面構成
フラグには「NSFW(not safe for work)」もあり、標準添付の各スキンでは、このNSFWフラグが設定された画像は、デフォルト状態ではぼかされて表示されます。

※従来の画像表示形態はそのまま何も変わりません
今バージョンからは画像にキャプションを登録できるようになりましたが、それは「キャプションを表示したければできる」というだけであって、既存の画像表示は何も変わりません。なので、CGIをバージョンアップしても、今お使いのスキンはそのまま問題なく継続してご使用頂けます。

🌸画像をキャプション付きで表示できる新記法を追加。
あらかじめ登録しておいたキャプション付きで画像を表示できる新しい記法として [PICT:FIG:ファイルパス] を追加しました。
詳しくは、画像を表示する書き方のまとめをご覧下さい。

なお、この記法によって画像が表示される際に、どのようなHTMLとして出力されるのかは、カスタマイズ方法ページの「画像の表示方法に応じた実際の出力HTMLと装飾例」等で紹介していますのでご参照下さい。

🌸画像のキャプションをその都度指定できる新記法を追加。
画像に任意のキャプションをその都度指定できる記法として [PICT:FIG(キャプション):ファイルパス] を追加しました。
画像にキャプションを事前登録しておけるのは、画像保存用ディレクトリ内に存在する画像だけです。そのため、先の [PICT:FIG:~] 記法を使って、画像保存用ディレクトリ以外の場所にあるファイルを指定しても、キャプションは表示できません(※「キャプション自動取得対象外」というエラーがキャプションとして表示されます)。しかし、 [PICT:FIG(臨時キャプション):~] 記法を使うことで、画像保存用ディレクトリ以外に存在する画像にもその都度キャプションを指定できます。

🌸その画像に対応したサムネイル画像が存在する場合には『ページ上の表示にはサムネイル画像を使い、Lightboxでのリンク先にはオリジナル画像を使う』ように表示できる機能を追加。
サムネイル画像があればサムネイル画像の方を表示する機能(簡易版)を用意しました。
ファイルサイズの大きな画像を掲載したい場合などでは、最初はサイズの小さなサムネイル画像を見せておいて、拡大操作がされた際にだけオリジナルの画像を見せたい場合もあるでしょう。そのような動作を実現できます。詳しくは、サムネイル画像があればサムネイル画像の方を表示する機能(簡易版)をご覧下さい。
表示例

🌺投稿本文内に含まれる画像をすべて抽出して表示できる記法を追加。
投稿本文内に含まれる画像だけを抽出して表示できる記法 [[COMMENT:PICTS]] を追加しました。投稿本文内に含まれるハッシュタグだけを抽出する [[COMMENT:TAGS]] と同様の感じで動作します。
詳しくは、リファレンスの【投稿本文関連要素(オプション)】内にある「抽出結果を挿入(画像)」項目をご覧下さい。


▼新機能:ページ上の表示関連
🌸インスタグラムの埋め込み機能。
投稿本文中に、Instagramの1投稿を埋め込むこともできるようになりました。
詳しくは、Instagram(インスタグラム)の投稿を埋め込む書き方をご覧下さい。
表示例

🌸投稿日付の表示に(n分前、n時間前、n日前……のような)経過時間を表示できる日付表記オプション。
投稿日時を表示できる [[DATE:~]] 記法に、投稿されたのが現在からどれくらい前なのかを「40秒前」や「3分前」や「12時間前」や「50日前」などのように相対時間で表示できる日時表記オプションを追加しました。
投稿日時を表示できる [[DATE:~]] 記法の中に……
🌰「A」と記述すれば、5秒前、6分前、7時間前、8日前、9年前 のように表示(未来の日付だと、1日後、2時間後、3分後のように表示)されます。
🌰「a」と記述すれば、5秒、6分、7時間、8日、9年 のように表示(未来の日付だと、-1日、-2時間、-3分のように表示)されます。
詳しくは、リファレンスの【投稿日時関連要素】をご覧下さい。その項目末尾の補足欄に、より詳しい解説を記しています。

🌸ページ番号の省略を始める総ページ数を自由に設定できる機能。
🌸ページ番号リンクの両端(先頭と末尾)に何ページずつ固定表示するかを変更できる機能。
ページ番号の省略を始める総ページ数と、ページ番号リンクの両端(先頭と末尾)に何ページずつ固定表示するかを、設定画面で変更できるようになりました。
ページネーションの占有幅を省略時のデフォルトサイズ(下図の左端)よりももっとコンパクトにしたい場合などにご活用頂けます。
設定例
詳しくは、ページ番号の省略を始める総ページ数や、ページ番号リンクの両端に何ページずつ固定表示するかを変更するをご覧下さい。

🌸サイドコンテンツ各種でもギャラリーモードやサイトマップページを維持したリンクを出力できる新記法。
サイドコンテンツ各種(例えばハッシュタグ一覧やカレンダー等)でも、ギャラリーモードやサイトマップページを維持したリンクを出力できる新記法を追加しました。
ハッシュタグ一覧、日付一覧、カレンダー、新着リスト等の「サイドコンテンツ」をギャラリーモード用スキンに掲載したとしても、それらのリンク先は「ギャラリーモードを解除したページ」になっています。そうではなく、「ギャラリーモードのまま表示」したい場合のための新記法を追加しました。

🌰ハッシュタグ一覧リンク:
⬜従来からの(モード解除リンクになる)記法  [[HASHTAG:LIST]]
✨ギャラリーモードでのリンクになる記法  [[HASHTAG:LIST:GALLERY]]
✨サイトマップページでのリンクになる記法 [[HASHTAG:LIST:SITEMAP]]

🌰ハッシュタグ選択プルダウンメニュー:
⬜従来からの(モード解除移動になる)記法  [[HASHTAG:PULL]]
✨ギャラリーモードへの移動になる記法  [[HASHTAG:PULL:GALLERY]]
✨サイトマップページへの移動になる記法 [[HASHTAG:PULL:SITEMAP]]

[[HASHTAG:PULL:JS]] も同様に [[HASHTAG:PULL:JS:GALLERY]][[HASHTAG:PULL:JS:SITEMAP]] と書けます。

🌰日付一覧リンク:
⬜従来からの(モード解除リンクになる)記法  [[DATEBOX:LIST]]
✨ギャラリーモードでのリンクになる記法  [[DATEBOX:LIST:GALLERY]]
✨サイトマップページでのリンクになる記法 [[DATEBOX:LIST:SITEMAP]]

🌰日付検索プルダウンメニュー:
⬜従来からの(モード解除移動になる)記法  [[DATEBOX:PULL]]
✨ギャラリーモードへの移動になる記法  [[DATEBOX:PULL:GALLERY]]
✨サイトマップページへの移動になる記法 [[DATEBOX:PULL:SITEMAP]]

※日付一覧と日付検索を両方いっぺんに出力できる [[DATEBOX]] 記法は対象外です。

🌰カレンダー:
⬜従来からの(モード解除リンクになる)記法  [[CALENDAR]]
✨ギャラリーモードでのリンクになる記法  [[CALENDAR:GALLERY]]
✨サイトマップページでのリンクになる記法 [[CALENDAR:SITEMAP]]

※前後の月へ移動できる(主にカレンダー移動リンクとして使うことを想定した)[[MOVEMONTH:-1:URL]]記法は対象外です。この記法は(リンクが出力されるのではなく)URLが出力されるだけですから、ギャラリーモードで表示したい場合には自力でリンクに「 &mode=gallery 」を加えて下さい。

🌰新着リストリンク:
⬜従来からの(モード解除リンクになる)記法  [[LATESTLIST]]
✨ギャラリーモードでのリンクになる記法  [[LATESTLIST:GALLERY]]
✨サイトマップページでのリンクになる記法 [[LATESTLIST:SITEMAP]]

🌰カテゴリツリーのリンク先:
⬜従来からの(モード解除リンクになる)記法  [[CATEGORY:TREE]]
✨ギャラリーモードでのリンクになる記法  [[CATEGORY:TREE:GALLERY]]
✨サイトマップページでのリンクになる記法 [[CATEGORY:TREE:SITEMAP]]

※識別子を使ってカスタマイズされた [[CATEGORY:TREE:<IT>CBD]] のような記法でも、末尾に加えて [[CATEGORY:TREE:<IT>CBD:GALLERY]][[CATEGORY:TREE:<IT>CBD:SITEMAP]] のように書くことができます。

🌰カテゴリプルダウンメニュー:
⬜従来からの(モード解除移動になる)記法  [[CATEGORY:PULL]]
✨ギャラリーモードへの移動になる記法  [[CATEGORY:PULL:GALLERY]]
✨サイトマップページへの移動になる記法 [[CATEGORY:PULL:SITEMAP]]

[[CATEGORY:PULL:JS]] も同様に [[CATEGORY:PULL:JS:GALLERY]][[CATEGORY:PULL:JS:SITEMAP]] と書けます。

🌰使用上の注意:
ギャラリーモードの表示対象にならない投稿しか該当しない場合は、1件も表示されないリンクになる点に注意
ギャラリーモードは、投稿本文内に投稿画像が1つ以上含まれている場合にだけ表示されるモードです。なので、
・画像が含まれていない投稿でしか使われていないハッシュタグ
・画像が含まれていない投稿しかしなかった日付
・画像が含まれていない投稿でしか使われていないカテゴリ
等がある場合、それらのリンク先では「表示できる投稿が1件も見つかりませんでした」等のメッセージだけが見えます。(ギャラリーモードとして表示可能な投稿へのリンクだけが生成される仕様ではありません。)

※なお、これらの記述はギャラリーモードやサイトマップページ以外のスキンでも使用可能です。(外側スキンなら、どこでも使用可能です。)
畳む


▼新機能:表示を拡張する新記法
🌸「続きを読む」ボタンのラベルをその都度指定できる新記法を追加。
「続きを読む」ボタンのラベルを、設定で一括変更する以外に、その都度本文で指定できる記法 [H:ボタンラベル:~中身~] を追加しました。
この記法を使えば、任意のラベルを臨時に使うことができます。「ネタバレ」や「長くなるので畳む」や、隠されている範囲に含まれている内容の注意喚起「巨大画像注意(10MB)」などにも使えるでしょう。
動作例
詳しくは、「続きを読む」ボタンのラベルをその都度指定する書き方をご覧下さい。

🌸リストを表示するための専用記法。(箇条書きリストや番号付きリストが表示可能に)
装飾記法に、箇条書きリスト、番号付きリスト、説明リスト等を出力できるオプションを加えました。
各種リストを出力できるほか、任意の先頭記号を指定したり、任意のclass名を付加したりもできます。詳しくは、リスト(箇条書き/番号付き/説明)の指定をご覧下さい。
記述と表示例
記述と表示例
記述と表示例

🌺投稿本文の行数が得られる記法を追加。(内側スキンのみ)
投稿本文の文字数が得られる [[LENGTH]] に対して、投稿本文の行数が得られる記法 [[TOTALLINES]] を追加しました。
ここでの行数は、見た目の行数ではなく、HTML上の論理行数(正確には改行の数)です。行数を表示したい場合のほか、行数の多さに応じてスクリプト等で何らかの処理を加えたい場合等に活用できるかもしれません。

🌺RSS Auto-Discoveryを挿入する記法を追加。(外側スキンのみ)
RSSフィードの存在を自動検知させる仕組みである「RSS Auto-Discovery」を出力できる専用のキーワード [[RSS:AUTODISCOVERY]] を用意しました。
従来のように、link要素を自力で組み立てる必要がなくなります。これによって、従来のスキンに存在した『RSSを使わない設定にしているのに、Auto-Discoveryの記述だけは存在する』という無駄な出力を避けられます。
詳しくは、RSSフィードの出力や、RSSフィード用スキンの作り方・使い方や、リファレンスの「特殊機能要素」欄をご覧下さい。


▼新機能:スキンのカスタマイズ関連
🌸上位ディレクトリや別階層に存在するスキンでもプレビューしたり簡易適用したりできる機能。
他の階層(上位のディレクトリとか)に存在するスキンでもプレビューしたり簡易本番適用したりできるようにしました。
てがろぐを複数個設置して併用しているとき、同じスキンを使って運営したいなら1カ所にあるスキンを共用できる方がカスタマイズが楽でしょう。
詳しくは、「スキンは、直下のサブディレクトリ以外の別階層にあっても使える」をご覧下さい。

🌺投稿本文内の、任意の範囲をコメントアウトできる記法。
記法 [!-- 中身 --] で、任意の範囲をコメントアウトできる仕様を追加しました。
詳しくは、任意の範囲をコメントアウトする書き方をご覧下さい。

🌺各種ディレクトリのパス(PATH)を得られる新記法を追加。
てがろぐに関連する各種ディレクトリへのパス(PATH)だけを得られる新記法として、[[PATH:CGIDIR]][[PATH:SKINDIR]] など7種類の記法を追加しました。
複数のスキンを組み合わせて運営したい場合などに役立つかもしれません。
詳しくは、リファレンスの【各種パス挿入要素】をご覧下さい。

🌺スキン内に記述されている link要素やform要素に対して、「現在のスキンでの表示を維持する」目的で自動挿入される各種記述をスキップできる記法を追加。
「現在のスキンでの表示を維持する」目的で挿入される各種の自動調整をスキップできる記法 [[NO-LINKADJUSTMENT]] を追加しました。
従来から、デフォルトスキン以外のスキンが適用されているときには、3種類のリンク自動調整処理が働く仕様になっていました。これらの自動処理を無効化する指示として、記法 [[NO-LINKADJUSTMENT]] を追加しました。複数のスキンを同時に活用している場合で、ある特定のスキンに対してリンクが自動調整されると困る場合にお使い頂けます。
詳しくは、適用スキンを維持するためのリンク自動調整仕様をご覧下さい。

🌺[[INCLUDE:~]] 記法と [[PATH:~]] 記法を、内側スキンでも使用可能に。
従来は外側スキンだけでしか使えなかった INCLUDE 記法を内側スキンでも使用可能にしました。また、新設の PATH 記法も両方で使えます。
詳しくは、リファレンスの外側スキンと内側スキンの両方で使用可能な共通キーワードの一覧と書き方項目をご覧下さい。

🌺任意のファイルを挿入できる INCLUDE 記法の仕様拡充。
合成できるファイルの仕様を大幅に拡充しました。
詳しくは、リファレンスの外側スキンと内側スキンの両方で使用可能な共通キーワードの一覧と書き方項目内の「ファイル合成要素」項目をご覧下さい。
例えば以下のような仕様拡充があります。
  • [[INCLUDE:~]] 記法で合成されたファイルの中に書かれている [[INCLUDE:~]] 記法も解釈するよう仕様改善。(ただし3階層まで)
  • 今読んでいるスキンディレクトリに存在する特定のファイルを読み込む [[INCLUDE:FROM-THIS-SKIN-DIR:ファイル名]] 記法を追加。
  • [[INCLUDE:~]] 記法の中で [[PATH:~]] 記法によるパス指定が可能に。
  • [[INCLUDE:~]] 記法で合成されたファイルの中に [[CALENDAR]][[DATEBOX]][[LATESTLIST]] 等、一部の記述があるとき、それが正しく解釈されない可能性があった点を修正。
  • [[INCLUDE:~]] 記法で埋め込むファイル名として「/」で始まる絶対パスが指定された場合は、DOCUMENT ROOTからのパスとして解釈するよう仕様改善。(従来は相対パスでの記述を求めていました)



▼新機能:設定項目
🌺記述サンプルを自動入力するかどうかの設定項目と、文字色や背景色として自動入力するサンプル文字列の設定項目を追加。
装飾ボタンを押した際に、記述サンプルや色名サンプルを自動入力するかどうか、自動入力する場合にデフォルトのサンプル色を何にするか等を設定できる機能を加えました。
詳しくは、記述サンプルを自動入力するかどうかの設定と、文字色や背景色として自動入力するサンプル文字列を設定する方法をご覧下さい。
設定位置

●ログインフォームの下部に表示できるメッセージを設定画面で設定できる機能。
てがろぐのログインフォーム(=ログインしていない状態で管理画面にアクセスしたときに最初に表示されるログイン画面)の下部に任意のメッセージを表示できる機能が以前からありましたが、これを管理画面の「設定」で登録しておける機能を加えました。
(キャプション自動取得対象外)

●ハッシュタグだとは認識されない「 # 」記号を簡単に表示させる方法として、「&#35;」を入力できる項目をハッシュタグ簡単入力プルダウンメニューに追加できる機能を追加。
詳しくは、ハッシュタグにならない「 # 」記号を書きたい場合をご覧下さい。
設定位置

●投稿本文中にAmazonのURLが書かれたとき、自動で極力短く加工する機能を追加(標準ではOFF)。
Amazonの商品URLを自動で短くする機能を加えました。詳しくは、投稿本文中にAmazonのURLが書かれたとき、自動で極力短く加工する機能をご覧下さい。
設定位置


▼仕様改善
🌺拡大画像をLightboxで表示できるテキストリンクを作る記法に、「画像リンクに独自のclass属性値を追加する」と同じclass属性値も追加されるよう仕様改善。
画像を直接埋め込まずに、画像へのテキストリンクとして掲載しつつ、リンク先の画像はLightboxで見せたい場合の書き方 [リンクラベル:LB] の出力仕様を拡張し、data-属性ではなくclass属性に指定の記述が必要なスクリプトでも使えるようにしました。
詳しくは、画像を直接埋め込まずに、画像へのテキストリンクとして掲載しつつ、リンク先の画像はLightboxで見せたい場合の書き方をご覧下さい。

●全文検索の強調表示では、半角英字の大文字小文字が一致しなくても強調対象になるよう仕様改善。
従来は、(全文検索そのものでは大文字/小文字を区別しないものの)大文字/小文字が一致していないと強調表示はされませんでした。
例えば、投稿本文に「Sister」という英単語があり、検索語「sister」で検索した場合、
●従来は、検索にはヒットするものの強調表示はされませんでした。(先頭の大文字/小文字が一致しないため)
●今後は、検索にヒットする上、強調表示もされるようになります。

●上位ディレクトリを参照するパスで画像が指定されたときに、ファイルが見つからなければ注釈を含むエラーを表示するよう仕様改善。
本文中に画像を表示する記法で、[PICT:/hogehoge/hoge.png] などのように、スラッシュで始まる絶対パスで画像が指定されたときに、ファイルが見つからなければその旨をエラー表示するよう仕様を改善しました。
➡ 従来は、指定した位置に画像が存在しない場合でも、『何も表示されないimg要素』が出力されていました。それでは記述ミスに気付きにくいので、下図のようにエラーを表示するようにしました。
(キャプション自動取得対象外)
また、本文中に画像を表示する記法で、[PICT:../../hogehoge/hoge.png] などのように、上位ディレクトリを参照するパスで画像が指定されたときに、ファイルが見つからなければ注釈を含むエラーを表示するよう仕様を改善しました。
➡ 従来は、『画像用ディレクトリにそのファイルはない』というエラーメッセージが表示されていましたので、まるで「相対パスの記述が認識されていない」かのように誤解されそうでしたので、その辺を明確に伝えるように改善しました。
(キャプション自動取得対象外)

●デフォルトで読み込むjQueryやLightboxを最新版にバージョンアップ。
もはや古いバージョンを読む必要性がありませんので、それぞれ最新版を読むように変更しました。具体的には、jQueryはVer.3系(jquery-3.6.1.min.js)を、Lightboxは Ver 2.11.3 を読み込むようになります。


▼スキン更新
標準添付の各スキンを更新
標準添付の各スキンを更新しました。ギャラリーモード用スキンも含めて、新仕様に対応するよう書き換えてあります。
主な更新点:
  • head要素にあるRSS Auto-Descovery部分を [[RSS:AUTODISCOVERY]] に更新。
  • 内側スキンの [[PARMAURL]][[PERMAURL]] に修正。
  • 投稿日時の相対時間表示も各スキンに追加。
  • 「最終更新日時」にも経過時間(相対時間)表記を追加。
  • キャプション付きの画像表示に対応。

✅標準添付スキンをそのままお使いの場合は、上書きアップロードして下さい。
✅スキンをかなりカスタマイズして使っている場合や、独自のスキンをお使いの場合は、標準スキンのCSS(tegalog.css)の225行目の『/* ▼埋め込み画像 */』の部分以降のソースをコピー&ペーストするなどしてご活用下さい。

標準スキンに含まれる tegalog.css ファイルの 224~268行目付近:
(キャプション自動取得対象外)
※上記の 255~260行目にある .embeddedimage 部分は従来から存在する装飾です。
※上記の 262行目以降は、NSFWフラグが付いた画像の表示用として、画像をぼかす装飾を記述しています。
※標準スキン以外に付属するCSSファイルでは行番号や配色が異なります。

キャプション付き画像ボックスを横に並べたい場合の注意:
figure要素は(何もCSSで装飾しない標準状態では)横方向には並んで表示されません。figure要素を横方向に並べるには、figure要素をinline-block等で表示するようなCSSが必要です。標準添付の各スキンでは、inline-block ではなく inline-table を使って横に並べています(上図参照)。

※inline-tableを使っている理由は、次の2点です。
✅キャプションが長い場合には、画像の横幅を超えることなく自動改行して表示されるようにするため。
✅キャプションの位置を上端にしたい場合や下端にしたい場合に、プロパティの値1つを書き換えるだけで済むようにするため。(caption-sideプロパティの値をbottomにするとキャプションは画像の下に表示されます。topにすると画像の上に表示されます。)標準添付スキンの中では、ギャラリーモードだけは top にしてあります。


#不具合修正
❎「スラッシュで始まる絶対パス」で画像が指定されたとき、画像のURLが正しくなくなって画像が表示されない不具合を解消。
画像保存用ディレクトリ以外に存在している画像を表示したいとき、設定の『画像パスに絶対URL(フルパス)を使う』がONで、画像パスとして「スラッシュで始まる絶対パス」を使って画像が指定されたときに、画像のURLがおかしくなって正しく画像が表示されない不具合を解消しました。

❎「続きを読む」記法が使われている状態で、設定画面から「続きを読む」機能をOFFにすると、Internal Server Errorになる不具合を修正。
あまりこのように操作する人は居ないとは思いますが、
【前提】「続きを読む」記法を本文中に使っている状態で、
【操作】設定画面で「続きを読む」機能をOFFにすると、
Internal Server Error になる可能性のある不具合が(比較的最近のバージョンでだけ)ありました。

しかも、一度この状態になると、設定画面から再度「続きを読む」機能を有効にしようと操作しても、保存時に(保存処理が実行されるより前に)Internal Server Errorになる可能性があり、一度この状態になったらデータファイル tegalog.ini を直接修正しない限り復帰できない可能性があります。古いバージョンをお使いの場合に上記のような操作を試さないようご注意下さい。
この問題を解決しました。

❎「skin=」パラメータでスキンが指定されているとき、投稿本文内のハッシュタグをすべて抜き出す記法 [[COMMENT:TAGS]] が動作しない不具合を解消。
URLの中で、パラメータ(クエリ)の開始を意味する「?」記号と、ハッシュタグを指定するパラメータ「tag=○○○」との間に別のパラメータが存在する場合に限って、何も抽出されない不具合がありました。それを解消しました。

❎ハッシュタグに半角アンダーバー「_」を使うと、既存ハッシュタグ簡単入力用プルダウンメニューでは角括弧付きでリストアップされる不具合を修正。
角括弧が付いていてもハッシュタグとしては機能しますが、英数字だけで構成されるハッシュタグの場合は角括弧は不要なので、付かないよう修正しました。

❎内側スキンで [[CATEGORYLINKS:FULL]] と書いても、カテゴリページへのURLがフルパスでは出力されない不具合を解消。
例えば、「最新の投稿1件を別ページに埋め込んでいる場合」などでは、所属カテゴリへのリンクをフルパスで出力しないとリンク切れになってしまうため、 [[CATEGORYLINKS:FULL]] という記法を用意していました。
……が、この記法を使ってもフルパスでは出力されていない不具合がありましたので修正しました。

❎投稿単独ページのURLを挿入する [[PARMAURL]] キーワードのスペルを [[PERMAURL]] でも認識するよう改善。(※両方使用可能
投稿単独ページのURLが得られる記法(内側スキンで使えます)として、従来の [[PARMAURL]] のほかに [[PERMAURL]] も使えるようにしました(※従来の記述のままでも使用可能です)。古い記述を無効にする予定はありませんので、従来の記述をわざわざ修正する必要はありません。

※PERMAURL は、Permanent URL の略です。PARMAURL は、Permanent And Revolutionary Momonga Accessible URL とかの略です。
嘘です。スペルミスです。○| ̄|_

❎「Unrecognized escape \\v passed through at tegalog.cgi」というアラートがサーバのエラーログに記録される問題を解消。
Perl 5.8.x あたりの比較的古いバージョンのPerlが使われているWebサーバでは、サーバのエラーログにアラートが記録される可能性がありましたので修正しました(記録されていても、てがろぐの動作に問題はありません)。

❎サーバのエラーログに「CGI::param called in list context」のようなアラートが出力されるのを防ぐよう改善。
かなり新しいバージョンのPerlが使えるサーバでは、「CGI::param called in list context from tegalog.cgi line XXXX, this can lead to vulnerabilities.」のようなアラートがサーバのエラーログに記録されることがありました。これを記録されないようにしました。(※もし引き続き記録される場合はご報告頂けますと幸いです。)

❎設定画面のHTMLにいくつか存在していた文法ミスを修正。
設定画面としての動作には問題ないレベルですが、文法的におかしなHTMLになっていた箇所を修正しました。

❎リンクラベルの中に &#35; での # 記号が入っていても正しくラベルとして使えるよう仕様を修正。
[ラベル]URL 記法を使ってテキストリンクを作るとき、ラベルの中に &#35; を記述していると正しくリンクラベルとして使えない不具合を解消しました。
なお、&#35; ではない # 記号そのものが含まれていると、それはハッシュタグとして認識されてしまうためにテキストリンクにはなりませんのでご注意下さい。

❎「続きを読む」機能を入れ子にして使うと、ボタンラベルが正しく出力されないケースがある不具合を修正。
指定範囲を隠せる「続きを読む」機能である [H: ~ ] 記法の中に、さらに [H: ~ ] 記法を含めて2階層以上の隠された範囲を作ると、うまく動作しない不具合を解消しました。何階層にも入れ子にしても大丈夫なように改善しています。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
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:16393文字 修正

てがろぐ Ver 3.8.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.8.0 を公開しました。鍵付き(パスワード保護)投稿機能、検索語ハイライト(強調)機能、OGPやRSSでのネタバレ防止機能、OGPの出力選択肢の拡充、全文検索機能の対象範囲拡張設定、複数投稿の連結表示機能などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※今回は標準添付スキンのソースも全体的に更新しています。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、それらも上書きアップロードして下さい。

🆕 Ver 3.8.0の更新点(概要):
鍵付き(パスワード保護)投稿機能を追加。
検索結果の表示時に検索語をハイライト(強調)できる機能を追加。
ネタバレ防止:「続きを読む」で隠された範囲はOGP(+TwitterCard)に含まないよう仕様改善。
ネタバレ防止:「続きを読む」で隠された範囲はRSSフィードに含まないよう仕様改善。
OGPの出力選択肢(og:title と og:description用に抜き出す対象)を拡充。
全文検索機能の対象範囲を拡張できる設定を追加。
複数投稿の連結表示機能を追加。
複数投稿を連結表示するページへリンクする各種記法の追加。
複数投稿が連結表示されている状況用のclass名「somelogs」を新設。
一覧にリストアップされないハッシュタグ「隠れハッシュタグ」仕様を追加。
検索専用コマンドで検索対象を限定する機能を追加。

投稿の状態(先頭固定、鍵付き、下げる)をclass名に活用できる記法を追加。
検索結果へリンクできる専用記法を追加。
検索リンク挿入用のリンク挿入ボタン「検索リンク」を追加。
リンク挿入ボタン「投稿No.リンク」でも投稿番号の複数列挙に対応。
スキン側の不備を自動補完する仕様を追加。(自動補完を拒否する仕様も追加)

標準添付各スキンに、鍵入力フォームを装飾するためのCSSを追加。
標準添付各スキンで、文字コードの指定部分をHTML5以降流の書き方に更新。
「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」のskin-onelog.htmlの問題を修正。

●カテゴリツリーに「カテゴリなし」項目を追加したとき、装飾用のclassが付かなかった仕様を改善。
●RSSモードでは、ツイート埋め込み部分が埋め込み処理途中であるかのように出力されてしまう仕様を改善。
●RSSモードでは、Spotify埋め込み部分が大きなブランクとして出力されてしまう場合がある問題を改善。
●RSSモードでは、YouTube・Spotify・ツイートの埋め込み部分を単なるテキストリンクとして収録するよう仕様修正。
●3つ以上の単語を使ってOR検索した際の「状況に応じた見出し」の表示を改善。

設定の『本文中のテキストリンクを絶対URL(フルパス)で出力する』項目がONだと、ハッシュタグの抽出に失敗する不具合を解消。
画像のファイル拡張子が正しくないときに、縦横サイズの取得結果がおかしくなる不具合を解消。
カテゴリをプルダウンメニューで表示すると「カテゴリなし」が(表示する設定にしていても)表示されない不具合を解消。
カテゴリツリーの階層(ul要素)に加えられるclass名「depth + 数値」の出力が正しくなかった不具合を解消。
ツイートを埋め込む際に mobile.twitter.com 等のサブドメインが付いているURLだと埋め込まれない問題を解消。
日付リストで『月が1桁の場合は、先頭に0を加えて2桁にする』項目がOFFのとき、日付別のリンク先が不正なURLになるバグを修正。


▼今回の大きな機能追加:
🌸鍵付き(パスワード保護)投稿機能を追加。
あらかじめ設定しておいた鍵(パスワード)を入力しない限り閲覧できない状態で投稿できる「鍵付き投稿」機能(パスワード保護機能)を追加しました。(※現在のところ、1つの共通したパスワードを事前に設定しておく「共通鍵」のみ実装しています。)
▼概要:
この鍵付き機能を使って投稿すると、下図のように(本文は見えずに)鍵入力フォームだけが表示されます。ここに正しい鍵文字列を入力すれば、投稿を閲覧できます。
(キャプション自動取得対象外)
デフォルトでは全文が隠されますが、1行目だけは常時見せる設定にもできます。OGP(+Twitter Card)やギャラリーモードで画像だけは見せる設定もできます。鍵入力フォームの文言は設定画面から自由に変更できるほか、鍵入力フォームの見栄え(デザイン)はCSSで自由に装飾できます。

▼解説:
詳しい解説は、使い方・設定方法ページの鍵付き投稿(パスワード保護)機能の使い方をご覧下さい。
また、CSSでのデザイン方法については、カスタマイズ方法ページの鍵付き投稿に表示される「鍵入力フォーム」の装飾方法をご覧下さい。

▼バージョンアップの際の参考情報:
鍵入力フォームを装飾するためのCSSがないと、鍵入力フォームは一切装飾されずに表示されます。したがって、Ver 3.7.4以下のバージョン用に作られたスキンを使っている場合は、鍵入力フォームは一切装飾されずに表示されます。
鍵入力フォームはシンプルなフォームなので、装飾がまったくなくても特に問題はないでしょうが、標準のCSSを加えたい場合には、鍵入力フォーム用のCSSがないスキンに、標準のCSSを加える方法をご参照頂き、標準スキンのtegalog.cssからコピーしてお使い頂くなどして下さい。
(キャプション自動取得対象外)

🌸検索結果の表示時に検索語をハイライト(強調)できる機能を追加。
全文検索結果では、検索に使われた単語をハイライト(強調)表示できるようになりました。ハイライト表示するかどうかは設定で選択できます(デフォルトでハイライトされる設定になっています)。
▼概要:
標準スキンでは下図のような配色でハイライト(強調)表示されます。この装飾はCSSで自由に変更できます。ハイライトが不要ならOFFにすることもできます。装飾用CSSがない場合は、多くの環境では太字で見えます。
(キャプション自動取得対象外)

▼解説:
詳しい解説は、カスタマイズ方法ページの検索結果の表示時に検索語に対して適用されるハイライト(強調)の装飾方法をご覧下さい。CSSの記述例もここにあります。

🌸ネタバレ防止:「続きを読む」機能で隠された範囲はOGP(+TwitterCard)に含まないよう仕様改善。
OGP(+TwitterCard)でのネタバレを防ぐため、「続きを読む」機能を使って隠された範囲は、OGPでも同様に隠される仕様になりました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページのOGP+Twitter Cardでのネタバレ防止仕様をご覧下さい。特に何も設定する必要はなく、デフォルトでネタバレ防止の仕様になります。
(キャプション自動取得対象外)
※「続きを読む」機能を使って隠された範囲は、OGP内でも(隠された本文の代わりに)「続きを読む」ボタンのラベルが出力されます。

🌸ネタバレ防止:「続きを読む」機能で隠された範囲はRSSフィードに含まないよう仕様改善。
RSSフィードでのネタバレを防ぐため、「続きを読む」機能を使って隠された範囲は、RSSモードでも同様に隠される仕様になりました。
特に何も設定する必要はなく、デフォルトでネタバレ防止の仕様になります。「続きを読む」機能を使って隠された範囲は、RSSフィード内でも(隠された本文の代わりに)「続きを読む」ボタンのラベルが出力されます。
(キャプション自動取得対象外)
ただし、「検索結果へのRSSフィード」だけは(デフォルト設定のままだと)ネタバレする可能性があります。その対策設定については、FAQ・豆知識ページの検索結果へのRSSフィードでネタバレしてしまうのを防ぐ設定方法をご覧下さい。(普通、ここまで気にする必要はないと思いますが。^^;)

🌸OGPの出力選択肢(og:title と og:description用に抜き出す対象)を拡充。
TwitterやFacebook等のSNSにURLが投稿された際に参照される『OGP(+TwitterCard)』の出力では、従来はほぼ自動抽出に任せるしかありませんでした。今バージョンでは、タイトル(og:title)と概要文(og:description)をどこから抽出するのかを指示する選択肢を増やしました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページのOGP+Twitter Card用meta要素の出力仕様をご覧下さい。特に、OGP+Twitter Cardの出力設定(項目別の詳細)部分で、設定できる選択肢の意味を詳しく解説しています。
(キャプション自動取得対象外)
特に概要文(og:description)の設定欄では、上図のように「先頭から抽出」・「1行目だけを抽出」・「2行目以降からだけ抽出」の3択で選べるので、1行目をタイトルとして扱っている場合にも望ましい設定ができるようになっています。お使いのスキンに合わせて選んでみて下さい。

🌸全文検索機能の対象範囲を拡張できる設定を追加。
全文検索では、本文に含まれる文字のほか、カテゴリID、カテゴリ名、投稿日付、ユーザID、ユーザ名、投稿番号、投稿状態でも検索可能になりました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページの全文検索の対象にする情報種類を設定する方法をご覧下さい。どの情報を検索可能にするのかは自由に取捨選択できるようになっています。デフォルトでは、すべての条件が使用可能(検索可能)になっています。
(キャプション自動取得対象外)
※全文検索の仕様全体の解説は、全文検索項目をご覧下さい。

🌸複数投稿の連結表示機能を追加。
パラメータを tegalog.cgi?posts=124,125,131 のように「posts=(半角カンマで区切った投稿番号群)」の形式で指定することで、複数の投稿をいくつでも連結して表示できるようになりました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページの複数投稿の連結表示をご覧下さい。連結した投稿は、降順または昇順に並べて表示できます。連結数に上限はありませんので、好きなだけ連結して表示できます。
(キャプション自動取得対象外)
パラメータ ?posts=123,135,179 なら No.123、No.135、No.179 の3つの投稿が降順(=投稿番号の大きい順)で連続表示されます。自力でパラメータを書かずに、本文中から(複数投稿を連結表示へ)リンクする記法も用意しています。(次項)

🌸複数投稿を連結表示するページへリンクする各種記法の追加。
本文中に [>123,125,127] と記述すると、投稿No.123、125、127の3投稿を新しい順(降順)に並べて連結したページへリンクになる等の記法を加えました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページ複数投稿を連結表示するリンクの書き方をご覧下さい。関連して、任意の記事番号リンクの書き方も併せてご覧頂くと記法の仕様が分かりやすいかもしれません。

🌸複数投稿が連結表示されている状況用のclass名「somelogs」を新設。
複数投稿の連結表示機能を追加したことに併せて、複数投稿が連結表示されている状況で [[SITUATION:CLASS]] に挿入されるclass名として「somelogs」を加えました。
▼解説:
[[SITUATION:CLASS]]について詳しくは、カスタマイズ方法ページのそのときの表示状況に応じてページデザインを切り替える方法をご覧下さい。

🌸一覧にリストアップされないハッシュタグ「隠れハッシュタグ」仕様を追加。
ハッシュタグ一覧にリストアップされないハッシュタグを書ける「 #- 」で始まる形式の記法を追加しました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページの一覧にリストアップされない「隠れハッシュタグ」の書き方をご覧下さい。
(キャプション自動取得対象外)

🌸検索専用コマンドで検索対象を限定する機能を追加。
今バージョンからは全文検索で(本文に含まれる文字以外にも)カテゴリ名やユーザ名等の各種情報でもヒットさせられるようになったため、より曖昧な検索ができるようになりました。その影響で、「ユーザ『さくら』による投稿」を検索したかったのに、本文中に含まれる「さくらんぼ」もヒットしてしまう、というような事態も起こり得ます。それを防ぐ方法として、検索語がヒットする種類を限定して検索できる「検索コマンド」記法を新設しました。
▼解説:
詳しくは、使い方・設定方法ページの検索コマンド機能をご覧下さい。

なお、この検索コマンドを活用すると、カテゴリ「あり」の一括表示(=何のカテゴリなのかは指定せずに、何らかのカテゴリに属している投稿を全部一括表示)する方法として活用したり、親カテゴリと子カテゴリをまとめて一括表示する方法としても活用したりできる可能性があります。


▼今回のその他の機能追加:
🌺投稿の状態(先頭固定、鍵付き、下げる」をclass名に活用できる記法を追加。
投稿の状態「先頭固定(fix)、鍵付き(lock)、下げる(rear)」を得てclass名等に活用できる [[POSTSTATUS]] キーワードを新設。
「先頭固定投稿だけを装飾したい」とか「鍵付き投稿だけを装飾したい」、「下げた投稿だけを装飾したい」……といった際に活用できる仕様です。詳しくは、カスタマイズ方法ページの投稿の状態(先頭固定/鍵付き/下げる/下書き)に応じてデザインを切り替える方法をご覧下さい。
今バージョンの標準添付スキン内には既に記述してあります。
(キャプション自動取得対象外)

🌺検索結果へリンクできる専用記法を追加。
従来は、何らかの検索結果へリンクするためには「検索結果のURL」へのリンクを作るしかありませんでしたが、検索語を書くだけでその単語での検索結果へのリンクになる専用記法を用意しました。
詳しくは、使い方・設定方法ページの検索結果へリンクできる専用記法をご覧下さい。

🌺検索リンク挿入用のリンク挿入ボタン「検索リンク」を追加。
投稿欄の下部に各種リンク記法を挿入するためのボタンが並んでいますが(表示するかどうかは設定で取捨選択できます)、そこに「検索結果へリンクできる記法」を挿入するための「検索リンク」ボタンも追加しました。
リンクボタンについては、使い方・設定方法ページのリンクをボタンクリックで挿入する方法をご覧下さい。「検索リンク」ボタンはデフォルトで表示されますが、不要なら管理画面の[設定]→[投稿欄の表示]→[リンクボタンの表示設定]で非表示にしたり、ラベル文字列を変更したりできます。
(キャプション自動取得対象外)

🌺リンク挿入ボタン「投稿No.リンク」でも投稿番号の複数列挙に対応。
任意の番号の投稿単独ページへのリンク記法を挿入できる「投稿No.リンク」ボタンを、複数投稿の連結表示ページへのリンク記法も挿入できるよう仕様拡張しました。
番号1つだけを入力すれば投稿単独ページへのリンク記法が挿入され、カンマ区切りで複数の番号を入力すれば複数投稿の連結表示ページへのリンク記法が挿入されます。詳しくは、複数投稿を連結表示するリンクの書き方の後半をご覧下さい。
(キャプション自動取得対象外)

🌺スキン側の不備を自動補完する仕様を追加。(自動補完を拒否する仕様も追加)
外側スキンファイル(skin-cover.html)内の <head>~</head> 部分を完全に静的なHTMLとして作ってしまった場合等のための対処(=不便になってしまわないようにする措置)として、スキン側の不備を自動補完して出力する仕様を加えました。
自動補完される内容は3点ですが、絶対に補完されるわけではなく、適用には条件があります。また、自動補完を拒否する記法や設定も加えています。詳しくは、カスタマイズ方法ページのスキン側の不備を自動補完して出力する仕様をご覧下さい。


▼スキン更新:
標準添付各スキンに、鍵入力フォームを装飾するためのCSSを追加。
鍵入力フォームを表示するための専用装飾を、特殊用途を除く全スキン9種類に追加しました。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、今バージョンの完全版パッケージ(ZIP)に含まれるスキンで上書きすれば使えます。独自スキンやカスタマイズされたスキンをお使いの場合は、鍵入力フォーム用のCSSがないスキンに、標準のCSSを加える方法で追加方法を紹介していますので参考にして下さい。

標準添付各スキンで、文字コードの指定部分をHTML5以降流の書き方に更新。
標準添付各スキンでは、従来は文字コードの指定部分が <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=[[CHARCODE]]"> のようになっていましたが、これをHTML5(HTML Living Standard)以降の書き方 <meta charset="[[CHARCODE]]"> に修正しました。

「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」のskin-onelog.htmlの問題を修正。
▼概要:
完全版パッケージに含まれている「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」のskin-onelog.htmlに含まれるタグ <div class="onelog"> のclass名を onelogbody に変更しました。状況に応じた装飾に使える [[SITUATION:CLASS]] が出力するclass名 .onelog と重複して装飾がおかしくなるのを避けるためです。
このスキンをそのままお使いの方は、上書きアップデートして頂くと(今後にカスタマイズする際に)問題に直面する可能性を減らせると思います。

▼詳しい解説:
「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」を構成する skin-onelog.html ファイルには <div class="onelog"> というタグが含まれていました。これが、状況に応じた装飾に使える [[SITUATION:CLASS]] が「投稿単独表示時」に出力する onelog と同じclass名なので、この箇所を対象にしてCSSを書くと、投稿単独表示時にはclass名が重複してしまって表示がおかしくなる問題がありました。

そこで、スキン側の skin-onelog.html ファイルには <div class="onelog"> ではなく <div class="onelogbody"> のようにclass名を変更し、それに併せてスキン用のCSSである tegalog-twitter.css と tegalog-twipink.css に記載しているclass名も修正しました。

もし、既に「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」をベースにしていろいろカスタマイズしてお使いの場合は、
➊skin-onelog.htmlに含まれる <div class="onelog"><div class="onelogbody"> に変更し、
➋tegalog-twitter.css または tegalog-twipink.css に含まれる .onelog.onelogbody に変更すると、
状況に応じた装飾に使える [[SITUATION:CLASS]] が出力する .onelog と重複して表示がおかしくなるのを防げます。

※今の時点で特に問題を感じていないようなら、何もしなくても問題ありません。投稿単独表示ページだけに限定して何らかの装飾を適用するために .onelog に対してCSSを自力で追加する際には、(カスタマイズベースのスキンとして「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」を使っているなら)上記の点に気をつけるとうまく装飾できるでしょう。


▼細かな機能改善:
●カテゴリツリーに「カテゴリなし」項目を追加したとき、装飾用のclassが付かなかった仕様を改善。
カテゴリツリーの各項目(テキストリンク)には、装飾用として class="catlink cat-カテゴリID" のようなclass属性が付与されていましたが、「カテゴリなし」の項目にだけはそのようなclassが付与されていませんでした。この仕様を改善して、「カテゴリなし」の項目でも他項目と同様のclass名を加えて <a href="?cat=-" class="catlink cat-"> のようにリンクを出力するよう改善しました。

●RSSモードでは、ツイート埋め込み部分が埋め込み処理途中であるかのように出力されてしまう仕様を改善。
ツイート埋め込み部分が、RSSフィードには『(ツイート埋め込み処理中...)Twitterで見る』のように処理途中であるかのような文言が出力されてしまう仕様を改善しました。

●RSSモードでは、Spotify埋め込み部分が大きなブランクとして出力されてしまう場合がある問題を改善。
●RSSモードでは、YouTube・Spotify・ツイートの埋め込み部分を単なるテキストリンクとして収録するよう仕様修正。
それぞれの埋め込みサービスを利用するためのJavaScriptソースが(機能しないにもかかわらず)そのままRSSフィード内にも出力されてしまっていましたが、出力されないように修正しました。(RSSフィード上では埋め込み処理はすべてキャンセルされ、YouTubeもSpotifyもツイートもテキストリンクとして表示されるようにしました。)

●3つ以上の単語を使ってOR検索した際の「状況に応じた見出し」の表示を改善。
OR検索を示す縦棒「|」がそのまま見出しに使われる問題を改善しました。


#不具合修正
❎設定の『本文中のテキストリンクを絶対URL(フルパス)で出力する』項目がONだと、ハッシュタグの抽出に失敗する不具合を解消。
[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/テキスト】で『本文中のテキストリンクを絶対URL(フルパス)で出力する』項目をONにしているとき、内側スキンの [[COMMENT:TAGS]] 記法によるハッシュタグの抽出ができない(=何も出力されない)不具合がありました。これを解消しました。

❎画像のファイル拡張子が正しくないときに、縦横サイズの取得結果がおかしくなる不具合を解消。
本当はJPEG形式なのに、ファイル拡張子が .png になっている場合に、画像の縦横サイズが 65536 × 4292935722 (px) のような超巨大サイズだと誤認識されてしまう問題に対処しました。とはいえ、その状態では縦横サイズを取得できないことに変わりはないので、まずファイル拡張子の方を正しくしてからUPし直して下さい。

※逆に、本当はPNG形式なのにファイル拡張子が .jpg になっている場合には、縦横サイズが極端に巨大になる問題はありませんが、縦横サイズが取得できないことに変わりはありません。画像形式に合致したファイル拡張子を使ってUPして下さい。(最近のブラウザは、拡張子がおかしくても画像としてちゃんと表示してくれるようですけども。^^;)

❎カテゴリをプルダウンメニューで表示すると「カテゴリなし」が(表示する設定にしていても)表示されない不具合を解消。
カテゴリをツリー形式ではなくプルダウンメニュー形式で表示したときに、「カテゴリなし」を表示する設定にしていても、「カテゴリなし」が表示されない不具合を解消しました。

❎カテゴリツリーの階層(ul要素)に加えられるclass名「depth + 数値」の出力が正しくなかった不具合を解消。
本来は、ツリーの深さに応じて depth1、depth2、depth3…… というclass名が付与されるハズでしたが、(最初の階層よりも後に枝分かれして登場する階層では)実際の深さよりも数値の大きすぎる値が出力されてしまう不具合がありました。これを解消しました。
このclass名の活用方法については、カスタマイズ方法ページのカテゴリツリーの各部分をCSSで装飾する方法もご覧下さい。

❎ツイートを埋め込む際に mobile.twitter.com 等のサブドメインが付いているURLだと埋め込まれない問題を解消。
ツイートを埋め込む際に、「ツイートのURL」として mobile.twitter.com 等のようにサブドメインが付いているURLを使うと、ツイートが埋め込まれない問題がありました。これを解消しました。今バージョン以後は(内部でサブドメインを自動削除するため)、mobile.twitter.com ドメインのURLでも正しく埋め込まれます。

❎日付リストで『月が1桁の場合は、先頭に0を加えて2桁にする』項目がOFFのとき、日付別のリンク先が不正なURLになるバグを修正。
[設定]→[ページの表示]→【日付リストの構成】の『月が1桁の場合は、先頭に0を加えて2桁にする』項目にチェックを外したとき、日付別リンクリスト内のリンク先が不正なURL(エラーが表示されるURL)になってしまう問題を解消しました。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります!!!

:10838文字 修正

てがろぐ Ver 3.7.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.7.0 を公開しました。下書きプレビュー機能、下げる投稿機能、状況に応じた見出しのバリエーション選択機能や装飾仕様の追加、CGIの1行目を書き換えずに済む仕様改善などが主な更新点です。その他、細かな機能追加と(セキュリティ面を含む)不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけを上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※セキュリティ面に影響する不具合を修正しました(詳細は最下部)ので、できるだけ早めのバージョンアップをお勧め致します。(特に、不特定多数からのゲスト投稿を認める形態で運営している場合は早急なバージョンアップを強くお勧め致します。)

🆕 Ver 3.7.0の更新点(概要):
下書き投稿を(非公開状態のままで)プレビューできる機能を追加。
下げる(一覧外)投稿機能を追加。(通常では表示されないが、指定条件下や単独表示時のみ表示されるようにする機能)
状況に応じた見出しの表示バリエーション選択機能と装飾仕様を追加。
tegalog.cgi の1行目を、書き換えなくても済む可能性の高い「 #! /usr/bin/env perl 」に変更。
管理画面に表示される各種「削除ボタン」を(左寄せではなく)右寄せで表示できる設定機能を追加。
管理画面のページタイトル先頭に任意の識別名称を付与できる設定機能を追加。
●ログインされていない状況で非表示にするためのCSSを、スキン側のCSSに影響されないよう修正。
各スキンのRSS Auto-Discoveryの記述には、状況に依存しない [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正。
ルビを振られる側の文字列が半角英数だけの場合にルビが振られない不具合を解消。
リンクURLの後に半角空白が2つ続くと、リンク先が正しくなくなる不具合を解消。
不正な画像ファイルが投稿された際に、動作が極端に遅くなる問題に対処。(セキュリティ面での更新)


▼今回の大きな機能追加:
🌸下書き投稿を(非公開状態のままで)プレビューできる機能を追加。
「下書き(非公開)」指定で保存した投稿を、投稿者本人だけがプレビューできる機能を追加しました。
▼解説:
「下書き(非公開)」保存機能は前の Ver 3.6.0 で追加しましたが、保存できるだけで表示確認する方法はありませんでした。今バージョンでは、「下書き(非公開)」指定で投稿(保存)した後に表示される画面に、『No.XXX の投稿をプレビュー表示する』というリンクが表示されるようになりました。ここをクリックすると、投稿者本人だけにプレビューが表示されます。本番投稿前に表示結果を確認する用途にもご活用頂けます。
使い方:下書きをプレビューする方法(投稿者だけが閲覧可能)

(キャプション自動取得対象外)
※投稿に使われたIDでログインしている場合に限って閲覧でき、それ以外では見えません。詳しい仕様は、上記リンク先をご覧下さい。

🌸下げる(一覧外)投稿機能を追加。(通常では表示されないが、指定条件下や単独表示時のみ表示されるようにする機能)
通常閲覧時(=表示条件が限定されていない状況)では表示されないが、指定された条件下や、1投稿の単独表示時だけでは表示されるようにする『下げる』機能を追加しました。
▼解説:
ToDoリストとして使っている場合では、『既に完了した分の投稿』は見えなくしたいこともあるでしょう。 しかし、記録としては残しておきたいなら完全に削除するのは望ましくありません。 そこで、『普通に全投稿を頭から見る際には表示されない』が、『検索したり、日付別に閲覧したりした際には表示される』というような表示形態があると便利です。それが、この「下げる」機能です。
下げる(一覧外)機能の使い方

(キャプション自動取得対象外)
表示される状況は、管理画面の[設定]→[ページの表示]→【下げた投稿の表示】で設定できます。

🌸状況に応じた見出しの表示バリエーション選択機能と装飾仕様を追加。
現在の表示対象や表示モード等を案内するための「状況に応じた見出し」をもっと自由にカスタマイズできるような仕様を追加しました。
▼解説:
てがろぐ標準添付の各スキンでは、ページの上部付近に「状況に応じた見出し行」が表示されています。ノーマルな状況では何も表示されませんが、カテゴリ別表示時、ハッシュタグ別表示時、日付別表示時、検索時など、「表示条件が限定されている状況」では下図の矢印部分のように表示条件が表示されます。この部分の表示形態を、もっと短い仕様に変更したり、独自のCSSで装飾したりできるようにしました。部分ごとに自由な装飾を加えられるように、かなり多めのclass名を用意して付加してあります。詳しくは、下記の解説をご覧下さい。
状況に応じた見出し行の装飾方法

(キャプション自動取得対象外) (キャプション自動取得対象外)


▼今回のその他の機能追加:
🌺tegalog.cgi の1行目を、書き換えなくても済む可能性の高い「 #! /usr/bin/env perl 」に変更。
従来、てがろぐCGIを設置・更新する際には、毎回 tegalog.cgi をテキストエディタで開いて1行目のPerlパスを書き換えるような手間が掛かっていました。その手間を不要にできる可能性の高い記述を採用しました。
今バージョン以降は、tegalog.cgi を書き換えずにそのままアップロードしてみて下さい。それで動作すればそのままお使い頂けます
もし Internal Server Error になる場合は、tegalog.cgiの1行目にある  #! /usr/bin/env perl  の記述を、従来通り #! /usr/bin/perl#! /usr/local/bin/perl など、サーバ側の指示に合致するよう書き換えて下さい。

🌺管理画面に表示される各種「削除ボタン」を(左寄せではなく)右寄せで表示できる設定機能を追加。
編集画面にある赤色の「この投稿を削除」ボタンや、カテゴリ管理画面にある「このカテゴリを削除する」ボタンを、左寄せではなく右寄せで表示することもできるようにしました。(デフォルトでは従来通り左寄せで表示されます。)
「赤色で目立つ削除ボタンが左側にあると間違えて押してしまう!」という場合には、設定から削除ボタンを右端に寄せてみて下さい。 削除ボタンが右側にあれば、ぼーっとしていても「投稿」ボタンと間違えてうっかり削除ボタンを押してしまう事態は防ぎやすいでしょう。(笑)
削除ボタンを右寄せで表示する方法

(キャプション自動取得対象外) (キャプション自動取得対象外)
▲削除ボタンが左側にある表示例と、右側に移動させた表示例

🌺管理画面のページタイトル先頭に任意の識別名称を付与できる設定機能を追加。
てがろぐCGIを複数個設置しているときに、それぞれを区別しやすくする方法として、従来からあるカラーテーマに加えて、識別名称を付与できる設定機能を追加しました。
この機能を使うと、タイトル先頭に任意の識別名を挿入できるため、ブラウザのタブ(タイトルバー)でも識別できるようになります。
識別名称を付与できる設定機能複数のCGIを識別しやすくする支援機能

(キャプション自動取得対象外)


▼その他の細かな機能改善:
●ログインされていない状況で非表示にするためのCSSを、スキン側のCSSに影響されないよう修正。
ログインされていない状況で何らかの要素を非表示にするための(カスタマイズ用の)CSSとして、従来は .Login-Required { display: none; } を出力していましたが、スキン側のCSSで打ち消されてしまう可能性を減らすために .Login-Required { display: none !important; } と出力するように改善しました。

➡(参考)ログインされている場合にだけ表示されるようにしたい場合


▼スキンの修正:
🌻各スキンのRSS Auto-Discoveryの記述には、状況に依存しない [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正。
標準添付の各スキンには、ブラウザにRSSフィードの存在を認識させるための「RSS Auto-Discovery」という記述がhead要素内にあります。従来のスキンでは、そこにRSSモードを示すURLとして [[RSS:URL:FULL]] を指定していましたが、これだと状況に依存するRSSフィードが出力されてしまいます。そのため、1投稿を単独で表示している際にブラウザでRSSフィードを購読しようとすると、「その1投稿しか指し示さないRSS」を購読してしまう問題がありました。そこで、ここでは  [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正し、表示状況に関係なく常に「すべての投稿を収録するRSSフィード」が出力されるように変更しました。(標準添付スキンをそのまま無加工で使っている場合には差し替えると良いでしょう。)

※状況に依存するRSSフィードを出力する [[RSS:URL:FULL]] は、例えば「いま表示されているカテゴリに限定したRSSフィード」や「いま表示されているハッシュタグを含む投稿だけに限定したRSSフィード」などを出力したい場面で役に立ちます。
リファレンス【特殊機能要素】


#不具合修正
❎ルビを振られる側の文字列が半角英数だけの場合にルビが振られない不具合を解消。
半角英数文字だけで構成されている文字列の上にルビを振るよう記述しても、文字装飾記法が正しく解釈されない不具合を解消しました。

❎リンクURLの後に半角空白が2つ続くと、リンク先が正しくなくなる不具合を解消。
テキストリンクや自動リンクになるURLの直後に半角の空白文字を2つ続けると、リンク先URLの末尾に「&nbsp;」という文字列が付加されてしまって正しいリンクにならなくなる不具合を修正しました。

❎不正な画像ファイルが投稿された際に、動作が極端に遅くなる問題に対処。(セキュリティ面での更新)
不正なJPEGファイルを投稿することで、サーバ負荷を高め、Dos攻撃に使えてしまう不具合を修正しました。
この不具合を使うと、数MBの(不正な)JPEGファイル1つを投稿するだけでも、てがろぐCGIの動作を極端に遅くできます。そのため、同様の不正なファイルを複数個連投したり、もっと大きなサイズを投稿したりすることで、ページの表示を不能にもできてしまいます。その際にはサーバ負荷も高まるため、アクセスが続けばレンタルサーバ等ではアカウントの制限に繋がる可能性もあります。もし、不特定多数が自由に投稿できるような運営形態の場合には、極力早めにバージョンアップして下さい。

※自分1人だけで使っている場合は、自分でそのような不正なファイルをUPしなければ問題は発生しません。
※外部サイトに置かれている不正なJPEGファイルを表示する際にはこの問題は発生しません。(不正なJPEGファイルが同一ドメインに存在する場合にのみ発生します。)

※何らかの都合ですぐにはバージョンアップできない場合で、不特定多数の人々が画像を投稿できる状態での運営を続けたい場合は、管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/画像】→「▼画像の表示」にある、『可能ならimg要素にwidth属性とheight属性を付加する』項目をOFFにしてお使い下さい。ここをOFFにすると、一般のアクセス者が閲覧できるページの表示時ではこの問題は発生しませんので影響を緩和できます(しかし、管理画面の「画像の管理」を表示する際には発生しますので根本的な解決にはなりません)。もしくは、投稿可能な画像形式のリストからJPEG形式を削除することでも防げます。しかし、いずれにせよバージョンアップ頂くのが最も望ましい対処法です。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※バージョンアップしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります。(笑)

:5258文字 修正

てがろぐ Ver 3.6.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.6.0 を公開しました。サイトマップページ出力機能、SITEMAP XML出力機能、カテゴリアイコンやカテゴリ概要文の表示機能、Spotify埋め込み機能などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※標準添付スキンの各スキンも更新していますので、もし標準添付スキンをそのままご使用になっている場合は、それも上書きアップロードして下さい。標準添付スキンを使っていない場合や、使っていても独自にカスタマイズして使っている場合には上書きする必要はありません。従来のスキンのままでも、正常に動作します。新しい機能を使うには、今バージョンに添付されているスキンを参考にしてカスタマイズして下さい。
※今回のバージョンから新しく追加された「サイトマップページ」モード用の新スキン skin-sitemap を完全構成パッケージに同梱しています。サイトマップページモードをご使用になりたい場合は、完全構成のZIPから skin-sitemap フォルダを抜き出してアップロードしてご使用下さい。

🆕 Ver 3.6.0の更新点(概要):
サイトマップページを出力する機能を追加(タイトル一覧、目次ページとして活用可能)
サイトマップページを表示できるURLを出力するオプション記法 [[SITEMAP:URL]] と [[SITEMAP:URL:FULL]] を追加
カテゴリリンクで、サイトマップモードを維持したリンクが出力できる記法 [[CATEGORYLINKS:SITEMAP]] と [[CATEGORYLINKS:SITEMAP:FULL]] を追加
SITEMAP XMLを出力する機能を追加
カテゴリをアイコンで表示できる機能・カテゴリの概要文を表示できる機能を追加
カテゴリ登録時にアイコンURLも登録できる機能を追加
外側スキン用の [[CATEGORY:TREE:フラグ群]] の記述仕様を追加。(カテゴリツリーで「アイコン、カテゴリ名、概要文、該当件数」を自由な順序で表示可能にする機能を追加)
内側スキン用の [[CATEGORYLINKS:識別子:オプション]] の記述仕様を追加。(該当カテゴリの「アイコン、カテゴリ名、概要文」を自由な順序で表示可能にする機能を追加)
Spotifyの埋め込み機能を追加

ページ番号だけを単独で得られる記法 [[INFO:PAGENUM]] を追加
各投稿に「直接削除するリンク」も表示できる記法 [[DELETEURL]] を追加
サイトマップとして表示されるハッシュタグリンクを出力できるオプション [[COMMENT:TAGS:SITEMAP]] を追加
●管理画面の投稿記事一覧での表示件数を設定する機能を追加。(デフォルトは100件)
●Spotify埋め込みボタンの表示機能を追加。
●OGPの出力で「og:descriptionにもog:titleと同じ内容を出力する」オプション設定を追加。
●ハッシュタグに全角文字と半角文字を混ぜたときの角括弧を表示上では消す(見えなくする)機能を追加。
●ハッシュタグ簡単入力機能の先頭に『「#」記号だけを単独で入力できる項目』の追加機能を追加。

新スキン「サイトマップページ(skin-sitemap)」を追加
既存の各スキンに、カテゴリアイコン用の装飾CSSを追加
既存の各スキンに「サイトマップページ」用リンクを追加

不具合修正:
ギャラリーモードで、skin=パラメータを使って別スキンを適用しているとき、[[PARMAURL:PURE]] の記述を使っても、デフォルトスキンではなく、現在適用中のスキンが維持されてしまう不具合を解消。
一時適用中のスキンを適用しないリンクが出力されるハズの各記法、[[PARMAURL:PURE]]、[[USERURL:PURE]]、[[CATEGORYLINKS:PURE]] が、設定によっては正しく動作しなかった不具合を修正。
新着リスト(最近の投稿)の文字数表示で、大幅に値が増えてしまう不具合を修正。
投稿1行目に文字装飾記法やエスケープ記法等が含まれているとき、新着リスト(最近の投稿)でのタイトルの表示がおかしい(各種記法ソースがそのまま表示されてしまう)不具合を解消。


▼今回の大きな機能追加:
🌸サイトマップページを出力する機能を追加(タイトル一覧、目次ページとして活用可能)
投稿タイトル一覧、目次ページなどとしても活用可能な、サイトマップページ出力機能(サイトマップページモード)を搭載しました。
▼解説:
サイトマップページ用スキンを使って出力します。完全構成パッケージ(ZIP)内に、サイトマップページ用スキン skin-sitemap を同梱しています。それをアップロードして頂くと、概ね下図のように見えます。ブログのように活用している場合で、目次(タイトル一覧)を用意したい場合に特に役に立つと思います。
(キャプション自動取得対象外)
このスキンをベースにカスタマイズ頂くと編集しやすいかもしれません。ただ、サイトマップページ用スキンに特別な作り方はなく、その他のスキンと同じ方法で記述できます。詳しくは以下のカスタマイズ案内をご参照下さい。
サイトマップページ用スキンの作り方・使い方

▼付随新規機能:
✅サイトマップページを表示できるURLを出力するオプション記法 [[SITEMAP:URL]][[SITEMAP:URL:FULL]] を追加
リファレンス【表示モード要素】

✅カテゴリリンクで、サイトマップモードを維持したリンクが出力できる記法 [[CATEGORYLINKS:SITEMAP]][[CATEGORYLINKS:SITEMAP:FULL]] を追加
リファレンス【カテゴリ関連要素】

🌸SITEMAP XMLを出力する機能を追加
検索サイトのクローラー向けに用意するSITEMAP XMLの出力機能を搭載しました。不要な場合は出力しない設定にもできます。
▼解説:
特別なスキンは不要で、ただ出力する設定にするだけで出力できます。(デフォルトで出力する設定になっています。)
SITEMAP XMLモード
SITEMAP XML出力機能の設定方法

🌸カテゴリをアイコンで表示できる機能・カテゴリの概要文を表示できる機能を追加
カテゴリにアイコンを登録できるようになったほか、カテゴリツリーの表示内容(構造)や、投稿1つ1つの所属カテゴリの表示内容(順序)を自由にカスタマイズできるようになりました。従来は表示する方法がなかった「カテゴリ概要文」も表示対象に選べるようになりました。
▼解説:
カテゴリツリーや、投稿1つ1つのカテゴリ表示に関するカスタマイズ解説は、新たに新設したカテゴリ表示関連のカスタマイズ方法&装飾方法項目にまとめて記載していますのでご参照下さい。

(キャプション自動取得対象外)

▼付随新規機能:
✅カテゴリ登録時にアイコンURLも登録できる機能を追加しました。
カテゴリ設定画面

✅外側スキン(カテゴリツリー)で「アイコン、カテゴリ名、概要文、該当件数」を自由な順序で表示可能にするための [[CATEGORY:TREE:フラグ群]] の記述仕様を追加しました。
カテゴリツリー表示内容のカスタマイズ方法
カテゴリツリー内の掲載内容を指定できる識別子の書き方

✅内側スキン(投稿1つ1つに対する該当カテゴリ)で「アイコン、カテゴリ名、概要文」を自由な順序で表示可能にするための [[CATEGORYLINKS:識別子:オプション]] の記述仕様を追加しました。
各投稿に表示されるカテゴリ情報の取捨選択カスタマイズ方法(アイコンや概要の表示)

🌸Spotifyの埋め込み機能を追加
投稿本文中に、Spotifyの音楽(楽曲、アルバム、プレイリスト)をそのまま埋め込めるようになりました。
▼解説:
Spotifyアプリからシェア用のURLを取得して、専用記法で記述するだけで埋め込めます。専用記法は、ボタンクリックで入力することもできます。
Spotify音楽を埋め込む書き方

(キャプション自動取得対象外)


▼今回のその他の機能追加:
🌺ページ番号だけを単独で得られる記法 [[INFO:PAGENUM]] を追加
現在のページ番号が数値(プレーンテキスト)で挿入される記法を追加しました。
ページ番号だけをどこかに表示したい場合にお使い頂けます。主にスキンを深くカスタマイズなさりたい方々向けの記法です。例えば、既存の [[INFO:TARGETPOSTS]] と 今回追加した [[INFO:PAGENUM]] を使えば、「該当件数」と「ページ番号」の表示を自力で構成できます。
リファレンス【細かな情報要素】

例えばスキンHTMLに <span class="page[[PAGENUM]]">~</span> のように書いておけば、CSSを使うことで「1ページ目だけでしか表示されない区画」や「1ページ目だけは何も表示しない区画」なども作りやすくなるでしょう。

🌺各投稿に「直接削除するリンク」も表示できる記法 [[DELETEURL]] を追加
押すと削除確認画面へ直接移動できるリンクが作れる記法を追加しました。
備忘録やToDoリストなどのように、頻繁に削除もするメモとして使っている場合、「編集」ボタンの隣に、直接消せる「削除」ボタンも表示しておくと便利かもしれません。
各投稿に「編集リンク」だけでなく「直接削除するリンク」も表示する方法
リファレンス【投稿ID関連要素】

(キャプション自動取得対象外)

🌺サイトマップとして表示されるハッシュタグリンクを出力できるオプション [[COMMENT:TAGS:SITEMAP]] を追加
本文中に含まれるハッシュタグだけを抜き出せる記法 [[COMMENT:TAGS]] のバリエーションとして、リンク先がサイトマップページになるハッシュタグを作れる記法を追加しました。
あまり用途はないかも知れませんが。特定のハッシュタグが付けられた投稿に限定した目次とかを作りたい場合には役に立つかもしれません。^^;
リファレンス【投稿本文関連要素(オプション)】


▼その他の細かな機能改善:
管理画面の投稿記事一覧での表示件数を設定する機能を追加。(デフォルトは100件)
既存の投稿を一覧できる画面では、従来のバージョンでは1ページあたり100件固定で表示されていました。この件数を自由に設定できるようになりました。「500」を指定すれば500件ずつ表示されますし、充分大きな数を指定すれば全投稿を一覧することもできます。
投稿一覧画面のページ番号設定・表示件数設定

●Spotify埋め込みボタンの表示機能を追加。
Spotify音楽を埋め込むための専用記法を入力できるボタンは、デフォルトで表示されています。ボタンを非表示にしたい場合や、ボタンのラベルを変更したい場合は、管理画面の[設定]→[投稿欄の表示]→【リンクボタンの表示設定】→[表示するリンクボタンの選択]表内から自由に変更できます。
Spotify音楽を埋め込む書き方

(キャプション自動取得対象外)

OGPの出力で「og:descriptionにもog:titleと同じ内容を出力する」オプション設定を追加。
てがろぐ本文では「続きを読む」機能を使ってネタバレ部分を隠すことができますが、(TwitterやFacebook等のSNSにURLが書かれた際に表示される)OGPでは隠された部分も含めて全文の冒頭がそのまま表示されます。 それによって、本文ではネタバレを防げているのに、OGPの段階でネタバレしてしまう可能性があります。それを防ぐため、最大でも投稿本文の冒頭30文字しかOGPには含まれなくなる選択肢を追加しました。
OGPやTwitter Cardに見える本文でネタバレしてしまうのを防ぐOGP+Twitter Cardの設定方法

(キャプション自動取得対象外)

ハッシュタグに全角文字と半角文字を混ぜたときの角括弧を表示上では消す(見えなくする)機能を追加。
ハッシュタグが角括弧の存在で見栄えが悪いと感じる場合のために、角括弧を見えなく設定できるようになりました。この機能をONにすると、投稿時(編集時)には角括弧が必要ですが、実際のページ上では角括弧なしで表示されるようになります。(デフォルトではOFFです。)
ハッシュタグの角括弧を表示上では消す方法

ハッシュタグ簡単入力機能の先頭に『「#」記号だけを単独で入力できる項目』の追加機能を追加。
モバイル端末のソフトキーボードでは「#」記号の入力がやや面倒な場合があります。そこで、入力欄の下部にあるハッシュタグ簡単入力機能(既存のハッシュタグを再挿入できるプルダウンメニュー)の先頭に「 # 」記号だけを単独で挿入できる項目を追加できるようにしました。(デフォルトでは追加されていません。)
ハッシュタグ簡単入力機能の先頭に#記号だけを単独入力できる項目を追加する方法

(キャプション自動取得対象外)


▼スキンの追加:
🌻新スキン「サイトマップページ(skin-sitemap)」を追加
新機能サイトマップページモードのためのスキンを追加しました。完全構成パッケージ(ZIP)に含まれています。(最小構成パッケージには含まれていません。)
(キャプション自動取得対象外)

🌻既存の各スキンに、カテゴリアイコン用の装飾CSSを追加
標準添付の各スキンに、カテゴリアイコンをうまく表示するための装飾CSSを追加しました。
カテゴリアイコンが無駄に大きく表示されてしまうのを防ぐためのCSSを、標準添付の各スキンに加えました。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、同梱のスキンファイルを上書きアップロードして下さい。(この装飾を使わなくても表示は可能です。ただ、この装飾がないと、カテゴリアイコンに指定された画像の実寸サイズが大きい場合には、そのまま原寸で表示されてしまいます。)

標準スキンでは、カテゴリツリー用の装飾として以下のようなCSSを加えてあります。(カテゴリアイコンの高さを1.2文字分に制限し、横幅を自動調整することで、画像の縮尺を維持したままテキストとほぼ同じサイズでアイコンを表示するための装飾です。)

カテゴリツリー用の追加装飾CSS例:
/* ………………………………………………………………………………………… */
/* ▼カテゴリツリー内の各要素(アイコン・カテゴリ名・該当件数・概要等) */
/* ………………………………………………………………………………………… */
/* ▽カテゴリアイコン */
.categoryTree .caticon img {
   height: 1.2em;         /* アイコンの高さを1.2文字分に制限する */
   width: auto;         /* アイコンの横幅は自動調整する */
   vertical-align: text-top;   /* アイコンの上端位置をテキストの上端に合わせる */
}

/* 間隔調整:カテゴリアイコンとカテゴリ名が並ぶ際には間隔を空ける */
.categoryTree .caticon + .cattext,
.categoryTree .cattext + .caticon {
   margin-left: 3px;
}

/* ▽該当件数 */
.categoryTree .num {
   display: inline-block;
   margin-left: 0.4em;
   font-size: 0.9em;
   color: #aaa;
}

/* ▽カテゴリ概要文 */
.categoryTree .catdescription {
   font-size: smaller;
   color: #555;
}
畳む

投稿1つ1つの所属カテゴリ表示用の装飾CSS例:
/* ▽カテゴリアイコン */
.categoryicon img {
   height: 1.2em;
   width: auto;
   vertical-align: text-top;
   margin: 0 1px;
}
畳む


標準添付の各スキンをそのままお使いの場合は、完全構成パッケージ(ZIP)に含まれている最新のスキンを上書きアップロードするのが簡単です。

🌻既存の各スキンに「サイトマップページ」用リンクを追加
標準添付の各スキン(ギャラリーモード用スキンと、チャットタイプスキンを除く)に、サイトマップページへのリンクを加えました。

#不具合修正
❎ギャラリーモードで、skin=パラメータを使って別スキンを適用しているとき、[[PARMAURL:PURE]] の記述を使っても、デフォルトスキンではなく、現在適用中のスキンが維持されてしまう不具合を解消。
❎一時適用中のスキンを適用しないリンクが出力されるハズの各記法、[[PARMAURL:PURE]]、[[USERURL:PURE]]、[[CATEGORYLINKS:PURE]] が、設定によっては正しく動作しなかった不具合を修正。
上記の2点は Ver 2.7.0 あたりから発生していた、長く気付かないまま放置されていた不具合でした。修正対応のご意見募集に答えて下さった方々に感謝致します。

❎新着リスト(最近の投稿)の文字数表示で、大幅に値が増えてしまう不具合を修正。
投稿本文内にリンク(任意リンクやハッシュタグリンク等)が含まれている際に、文字数表示が大幅に増えてしまう不具合を解消しました。

❎投稿1行目に文字装飾記法やエスケープ記法等が含まれているとき、新着リスト(最近の投稿)でのタイトルの表示がおかしい(各種記法ソースがそのまま表示されてしまう)不具合を解消。
1行目に文字装飾記法が含まれているとき、新着リストのタイトルとして「 C:yellowgreen 」のような記法のソースが表示されてしまう不具合を解消しました。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります。(笑)

:7920文字 修正

てがろぐ Ver 3.5.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.5.0 を公開しました。下書き(非公開)保存機能、画像の縦横サイズ自動取得機能(出力時にwidth・height属性を含める機能)、元の画像ファイル名を維持できる機能、外部サーバにある画像でもギャラリーモードで表示可能に、編集投稿を(先頭固定はせず)先頭に移動できる機能、2つ以上の半角空白文字が連続する際に空白量をそのまま表示できる機能などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正も含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※ギャラリーモード用スキンを更新していますので、もしギャラリーモード用スキンを標準添付のままご使用になっている場合は、それも上書きアップロードして下さい。ギャラリーモードを使っていない場合や、使っていても独自にカスタマイズしたスキンで使っている場合には上書きする必要はありません。従来のスキンのままでも、正常に動作します。新しい機能を使うには、今バージョンに添付されているスキンを参考にしてカスタマイズして下さい。

🆕 Ver 3.5.0の更新点(概要):
下書き(非公開)保存機能を追加。
管理画面の投稿一覧で「下書き」状態の投稿だけを特別な装飾で表示する機能を追加。
管理画面の投稿一覧で「下書き」状態の投稿だけを検索できる機能を追加。
画像の縦横サイズを自動取得する機能を追加。(GIF,PNG,JPEG,SVGのみ)
画像を表示するimg要素の出力時に、width・height属性を含める機能を追加。
画像のアップロード時に、元のファイル名をできるだけ維持してアップロードできる機能を追加。
代替文字を含めて画像を挿入できる [PICT:代替文字:ファイルパス] の記法を追加。
画像挿入記法 [PICT:ファイルパス] で、画像保存用ディレクトリ以外にある画像も挿入可能に。
画像挿入記法で [PICT:URL] の書き方も可能になり、外部サーバにある画像でもギャラリーモードに表示されるように。
投稿欄の下部に「任意画像の挿入」ボタンの表示機能を追加。
画像の代替文字をLightbox系スクリプトのキャプションとして出力できるようにする属性名の設定機能を追加。
編集した投稿を(先頭固定はせずに)先頭に移動できる機能を追加。
2つ以上の半角空白文字が連続する際に、空白量をそのまま表示できる機能を追加。(OFFにも設定可能)
管理画面のカラーテーマを3つ追加。
本文中に含まれているハッシュタグだけを抜き出す記法に、ギャラリーモードでの表示を維持できる記法を追加。
カテゴリ一覧リンクを出力する記法に、ギャラリーモードで表示されるリンクを出力できる記法を追加。
指定番目の画像だけを挿入する [[ONEPICT:n]] 記法を追加。(n=1以上の数値)
ドキュメントルートのサーバパスを手動設定できる項目を追加。(デフォルトでは環境変数から自動取得)
投稿画像保存用ディレクトリ(デフォルトでは「images」ディレクトリ)へFTPでUPしても大丈夫なように仕様改善。
画像管理画面からの新規画像投稿ステップの省力化
ギャラリーモード用スキンを、新記法を使うように更新。
●指定された代替文字だけを取得できる [[GETALT:PICT:n]] の記法を追加。(n=1以上の数値)
●SSI機能の上位階層参照を最初から解禁しておくようデフォルト値を変更。
●管理画面を出力するHTTPヘッダに「cache-control: no-cache」を追加。(※管理画面のみ)
●ログイン画面に、タイトルや概要やOGP画像が(設定されていれば)表示される機能を追加。
●投稿本文内に含まれる画像のURLだけを取得できる [GETURL:PICT:n] 記法では、有効ではない画像挿入記法を無視して、有効な記法の中から指定順位の値を返すよう仕様改良。
●ハッシュタグ簡単入力機能のデフォルト挿入個数を20にした上で「増やす」項目を追加。
●URL自動リンクの特殊表示化項目にある画像表示設定部分を標準では非表示に。
サーバのエラーログに「Use of uninitialized value~」と出力される問題を解決。
スキンの一時適用時に、一部でURLに「skin=xxxxx」が二重に出力される問題を解消。
画像アップロード後のページ内リンクの掲載順序が間違っていた点を修正。
管理画面の投稿一覧画面で、絞り込み検索の文字列に「#」記号を使うと、2ページ目以降のリンクが正しく機能しない不具合を解消。


▼今回の大きな機能追加:
🌸下書き(非公開)保存機能を追加。
新規投稿時に「下書き」として保存しておいたり、既存の投稿を「非公開状態」にしたりできる『下書き(非公開)機能』を追加しました。
詳しくは、下書き(非公開)保存機能の使い方をご覧下さい。

🌸管理画面の投稿一覧で「下書き」状態の投稿だけを特別な装飾で表示する機能を追加。
非公開状態になっている投稿がどれなのかを把握しやすくするために、下書き状態の投稿だけは薄い灰色の背景色を加える仕様を追加しました。
詳しくは、管理画面の投稿一覧では「下書き」状態の投稿だけを特別な装飾で表示をご覧下さい。

🌸管理画面の投稿一覧で「下書き」状態の投稿だけを検索できる機能を追加。
管理画面の投稿一覧で「draft」という単語で絞り込み検索すると、下書き状態の投稿だけを一覧できるようにしました。
詳しくは、管理画面の投稿一覧で「下書き」状態の投稿だけを検索する方法をご覧下さい。

🌸画像の縦横サイズを自動取得する機能を追加。(GIF,PNG,JPEG,SVGのみ)
🌸画像を表示するimg要素の出力時に、width・height属性を含める機能を追加。
画像の表示面積の原寸サイズ(縦横サイズ)を自動取得できる機能を追加し、画像の縦横サイズを取得できれば挿入時にimg要素のwidth属性とheight属性として出力するようになりました。
詳しくは、画像の縦横サイズを自動取得して、img要素にwidth属性とheight属性を含めて出力する機能をご覧下さい。
この機能によって、閲覧者がWebページをスクロールした際に、(特に遅延読み込みが有効な場合で、画像の読み込みが進むたびに)レイアウトがずれて表示がガタガタしてしまう問題を解消できます。

🌸画像のアップロード時に、元のファイル名をできるだけ維持してアップロードできる機能を追加。
標準設定では、てがろぐCGI上で画像をアップロードした場合には「投稿日付-投稿ID」の形式のファイル名が付加されます。 しかし、ローカルに存在する元のファイル名のままでアップロードしたい場合には、そのように設定することもできるようになりました。
詳しくは、元のファイル名をできるだけ維持してアップロードする機能をご覧下さい。

🌸代替文字を含めて画像を挿入できる [PICT:代替文字:ファイルパス] の記法を追加。
画像を表示するために従来からある [PICT:ファイルパス] 記法では、画像の代替文字を指定できませんでした。そこで、新しく [PICT:代替文字:ファイルパス] の記法を追加し、代替文字をその都度指定できるようにしました。
詳しくは、画像を表示する書き方のまとめ(相対パス、絶対パス、URL、代替文字の指定)をご覧下さい。

🌸画像挿入記法 [PICT:ファイルパス] で、画像保存用ディレクトリ以外にある画像も挿入可能に。
同一サーバ内に存在する、画像保存用ディレクトリ以外の場所にある画像も、「/」で始まる絶対パスや「../」で始まる相対パスを使って表示できるようになりました。
詳しくは、画像ファイルパスを指定して『画像保存用ディレクトリ以外の場所』にある画像を表示をご覧下さい。

🌸画像挿入記法で [PICT:URL] の書き方も可能になり、外部サーバにある画像でもギャラリーモードに表示されるように。
外部サーバ等に存在する画像をURLで指定したい場合にも [PICT:~] 記法が使えるようになりました。そのため(この記法を使えば)外部サーバにある画像でもギャラリーモードに表示できます。
詳しくは、画像のURLを指定して表示をご覧下さい。

🌸投稿欄の下部に「任意画像の挿入」ボタンの表示機能を追加。
既存画像を [PICT:~] 記法で挿入するためのボタンを投稿欄の下部に表示できるようになりました(非表示に設定することもできます)。
詳しくは、投稿時に「任意画像の挿入」ボタンを使って画像表示記法を挿入する方法をご覧下さい。

※本文中の文字を範囲選択している状態で「任意画像の挿入」ボタンを押せば、選択されていた文字列を代替文字にする形で、画像挿入記法が作られるようになりました。(何も選択せずに「任意画像の挿入」ボタンを押した場合は、代替文字を指定しない従来通りの記法になります。)


▼今回のその他の機能追加:
🌺画像の代替文字をLightbox系スクリプトのキャプションとして出力できるようにする属性名の設定機能を追加。
本文中に含まれる画像が [PICT:代替文字:ファイルパス] の書式で代替文字を含む際には、Lightbox系スクリプト用のキャプションとして出力される属性名を設定する機能を加えました。

管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/画像】に、下図の黄色矢印のように属性名を指定する項目を追加しています。デフォルトでは「data-title」が指定されているため、「 data-title="代替文字" 」のようにHTML(img要素)が出力されます。
20211224102730-nishishi.png
ここでは属性名だけを入力する点にご注意下さい。「=」記号や引用符等を含めて入力してしまうと、HTMLの出力が正しくなくなります。

🌺編集した投稿を(先頭固定はせずに)先頭に移動できる機能を追加。
既存の投稿を編集する際に、「その投稿を削除した上で、新しく投稿し直す」選択も採れるようになりました。その結果、「いま編集している内容を、最新投稿として先頭に移動する」こともできます。
詳しくは、編集した投稿を(先頭固定はせずに)先頭に移動できる機能の使い方をご覧下さい。

🌺2つ以上の半角空白文字が連続する際に、空白量をそのまま表示できる機能を追加。(OFFにも設定可能)
半角空白文字を複数個連続して入力した際に、その空白をそのまますべて画面上に表示できるようにする『空白の連続を再現 (半角空白文字の連続をそのまま見せる)』機能を追加しました。
20211224102937-nishishi.png
本文の中に2つ以上の半角空白文字が連続しているとき、従来は(HTMLの動作と同じように)いくつ空白が連続していても「1つの半角空白文字」だと解釈されてしまって、入力された空白文字がそのまま画面に表示されることはありませんでした。
今回のバージョンでは、上図のような設定項目を追加することで、入力された半角空白文字を(文字実体参照に置き換えることで)そのまますべて表示できる機能を追加しました。(OFFにも設定可能)

具体的には、以下のように出力されます。

●半角空白文字が3つ連続する場合は、
:文字実体参照(&nbsp;)→半角空白文字1つ→文字実体参照(&nbsp;)として出力。
●タブ記号1つは、
:文字実体参照(&nbsp;)→半角空白文字1つ→文字実体参照(&nbsp;)として出力。
●半角空白文字が2つ連続する場合は、
:文字実体参照(&nbsp;)→半角空白文字1つとして出力。

※全部の空白文字を一括して文字実体参照に変換しないのは、自動改行がなされなくなるのを防ぐためです。
※てがろぐCGIの編集領域(入力欄)では[Tab]キーを押してもタブ記号を入力することはできませんが、別の場所に書かれたタブ記号をコピー&ペーストすることでタブ記号を入力することはできます。

この機能をONにしていると(デフォルトでONです)、下記のように何らかのソースを書く際にも、インデントをそのまま表示できます。

.sakuratan {
    background-color: pink;
    color: red;
}

🌺管理画面のカラーテーマを3つ追加。
管理画面で使われるカラーテーマに、「葡萄」・「蜜柑」・「灰石」の3つを加えました。[設定]→[システム設定]→【管理画面内の表示】→[管理画面の配色]で選択できます。
従来からあるカラーテーマ 新しいカラーテーマ
※上図左側の4つが従来からあるカラーテーマ。右側の3つが新しく追加したカラーテーマです。

🌺本文中に含まれているハッシュタグだけを抜き出す記法に、ギャラリーモードでの表示を維持できる記法を追加。
本文中に含まれているハッシュタグだけを抜き出す記法 [[COMMENT:TAGS]] に、ギャラリーモードでの表示を維持できる [[COMMENT:TAGS:GALLERY]] の記法を追加しました。この記法を使うと、ハッシュタグリンクをクリックしてもギャラリーモードは解除されず、ギャラリーモードを維持したままでハッシュタグによる絞り込み表示ができます。
詳しくは、リファレンスの【投稿本文関連要素(オプション)】をご参照下さい。

🌺カテゴリ一覧リンクを出力する記法に、ギャラリーモードで表示されるリンクを出力できる記法を追加。
カテゴリ一覧リンクを出力する記法 [[CATEGORYLINKS]] に、ギャラリーモードで表示されるリンクを出力できる [[CATEGORYLINKS:GALLERY]] の記法を追加しました。この記法を使うと、カテゴリ名をクリックしてもギャラリーモードは解除されず、ギャラリーモードを維持したままでカテゴリによる絞り込み表示ができます。なお、リンクをフルパスで出力させるには、[[CATEGORYLINKS:GALLERY:FULL]] と書いて下さい。
詳しくは、リファレンスの【カテゴリ関連要素】をご参照下さい。

🌺指定番目の画像だけを挿入する [[ONEPICT:n]] 記法を追加。(n=1以上の数値)
本文中に含まれている「1つ目の画像」だけをもっと簡単に挿入できる [[ONEPICT:1]] 記法を追加しました。主にギャラリーモードで使うことを想定しています。
20211224104612-nishishi.png
従来のギャラリーモードでは、「投稿本文内の1つ目の画像のURLだけを抜き出す「GETURL:PICT:1」という記法を使って、下記のようなスキンを記述することで1つ目の画像を表示させていました。

💿従来の記述:<a href="[[GETURL:PICT:1]]" [[ATT:LIGHTBOX]]><img src="[[GETURL:PICT:1]]" alt="画像[[POSTID]]" loading="lazy" class="embeddedimage"></a>

ここに、さらに代替文字や縦横サイズ(width属性とheight属性)を加えようと思うと激しく複雑で面倒なソースを書かなければならないところでした。
が、今回新しく追加した記法を使えば、ただ下記のように書くだけで「投稿本文内の1つ目の画像」だけを表示できます。

📀新しい記述:[[ONEPICT:1]]

とても簡単になりました。

※width属性やheight属性を含めたHTMLを出力するには、この [[ONEPICT:1]] 記法を使うしかありません。
※需要はなさそうですけども、2番目の画像だけを挿入する [[ONEPICT:2]] のようにも書けます。指定できる数値に仕様上の上限はありません。
※なお、あまり必要ないとは思いますが、1つ目の画像の代替文字だけを取得できる [[GETALT:PICT:1]] の記法も追加しています。

🌺ドキュメントルートのサーバパスを手動設定できる項目を追加。(デフォルトでは環境変数から自動取得)
画像保存用ディレクトリ以外にある画像ファイルの場所を「絶対パス」や「URL」を使って示された場合、縦横サイズを取得するためには「サーバ内部のフルパス」に変換して画像ファイルの所在を特定する必要があります。そのための設定機能を追加しました。多くの場合は、特に変更する必要はなさそうな気がします。
詳しくは、ドキュメントルートのサーバパスを手動設定する設定をご覧下さい。

🌺投稿画像保存用ディレクトリ(デフォルトでは「images」ディレクトリ)へFTPでUPしても大丈夫なように仕様改善。
従来は投稿画像保存用ディレクトリへ任意のファイル名で画像をUPしてしまうと、ファイル名によっては画像一覧画面の最上部に常に表示されてしまって、一覧画面が使いにくくなっていました。(なので非推奨にしていました。)
今回からは、FTPでUPされたファイルでも(ファイルのタイムスタンプを参照してソートされるため)新着順に整列するようになりました。たくさんの画像を一括してUPしたい場合にはFTPでUPすると楽でしょう。
20211224105556-nishishi.png

🌺画像管理画面からの新規画像投稿ステップの省力化
単独報告画面を廃止して、画像一覧画面に結果報告を表示するよう仕様改良しました。
20211224105719-nishishi.png
画像管理画面から画像を投稿した際、従来は「××件の画像をアップロードしました」という感じの報告画面が表示されていました。この単独画面を廃止し、下図のように直接元の画像一覧画面に戻った上で、そこにアップロード報告が表示されるよう仕様を改良しました。


▼標準添付スキンの更新:
●ギャラリーモード用スキンを、新記法を使うように更新。
てがろぐ完全版パッケージ(ZIP)に同梱している「ギャラリーモード用スキン」も、上記に挙げた3つの新記法 [[ONEPICT:1]]、[[COMMENT:TAGS:GALLERY]]、[[CATEGORYLINKS:GALLERY]] を使うよう更新しました。

なお、これら3つの新記法は、ギャラリーモードで使うことを想定した記法ではありますが、ギャラリーモード以外の場所でも使用可能です。


▼その他の細かな機能改善:
●指定された代替文字だけを取得できる [[GETALT:PICT:n]] の記法を追加。(n=1以上の数値)
あまり需要はないと思いますが、今バージョンでの一連の機能追加の過程で、このような記法も追加してあります。[[GETALT:PICT:1]]と書くと、本文中に含まれる1番目の画像に指定されている代替文字が得られます。

●SSI機能の上位階層参照を最初から解禁しておくようデフォルト値を変更。
外側スキンに [[INCLUDE:ファイル名]] のように書くと、その位置に指定ファイルの中身をそのまま合成する、SSI(Server Side Include)のような機能があります。従来は「CGIのあるディレクトリよりも上位の階層」にあるファイルを合成したい場合にはCGI本体のソースに書かれたオプション値を修正して頂く必要がありました。セキュリティ面からそのような仕様にしていたのですが、スキンはCGIの設置者しか書けないわけですから(そのような制限を加えていても)意味がないことに気付きましたので、デフォルトで上位階層のファイルでも合成可能な設定に変更しました。

●管理画面を出力するHTTPヘッダに「cache-control: no-cache」を追加。(※管理画面のみ)
サーバ側のキャッシュ機能を有効にしているとき(例えばロリポップサーバのロリポップアクセラレータ機能など)に、過剰にキャッシュが効き過ぎて、てがろぐCGIのログイン画面からログインができないように見えてしまう問題が一部にありました。そこで、管理画面でだけはキャッシュが効き過ぎないようにするHTTPヘッダを追加しました。(※管理画面ではない画面では出力されません。)

●ログイン画面に、タイトルや概要やOGP画像が(設定されていれば)表示される機能を追加。
タイトルや概要文やOGP画像が(もしデフォルト以外の内容に設定変更されていれば)てがろぐCGIのログイン画面に表示される機能を追加しました。
20211224105805-nishishi.png
文章は、管理画面の「設定」→[フリースペース]で設定された「主タイトル」・「副タイトル」・「一行概要文」の3つが表示されています。画像は、「設定」→[補助出力]→【OGP+Twitter Cardの出力】の「og:image」項目にURLが登録されていればそれが表示されるようになっています。
※どの項目も、デフォルト文言のまま変更されていない場合は表示されません。

●投稿本文内に含まれる画像のURLだけを取得できる [GETURL:PICT:n] 記法では、有効ではない画像挿入記法を無視して、有効な記法の中から指定順位の値を返すよう仕様改良。
投稿画像を挿入するのではなく、画像のURLだけを挿入する [GETURL:PICT:n] という記法があります(nは数字)。ギャラリーモード用スキンなどで使われています。従来は、[PICT:~] 記法の有効性を確認することなく上から順番にリストアップして指定番目のファイル名をURL化して返していましたが、有効な記法かどうかを確認した上で指定順位の値を返すよう仕様を改良しました。これによって、投稿本文の書き方によってギャラリーモードで画像が表示されなかったり、OGP画像が表示されなかったりしてしまう問題を避けやすくなる気がします。

●ハッシュタグ簡単入力機能のデフォルト挿入個数を20にした上で「増やす」項目を追加。
投稿欄の下に見える「#」ボタンを押すと、過去に使用したハッシュタグがデフォルトで最大10個並ぶ仕様です。この個数は設定で変更できるのですが、気付かない方々もいらっしゃるようなので、デフォルトの設定値を「20」に増やした上で、設定値よりも多くのハッシュタグがある場合には、プルダウンメニューの最後に「増やす」という項目を加えて、設定の変更方法を案内する機能を加えました。
20211224102605-nishishi.png
※既存の設定は変更しません。(新規セットアップ時にのみ影響します。)

●URL自動リンクの特殊表示化項目にある画像表示設定部分を標準では非表示に。
管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文内のURL処理】には、外部画像を埋め込むための設定項目がありました。しかし、今回のバージョンから [PICT:~]記法での画像埋め込み機能でもURLによる画像の指定をサポートしたため、もはや [IMG:*]URL 記法による画像の埋め込み機能は必要なくなりました。とはいえ、過去との互換性維持のために、機能そのものは存在しています。しかし、設定画面の分かりやすさを重視する目的で、その辺の機能は初期状態では隠しておき、『古い機能の設定も表示する』ボタンが押された際にのみ表示される仕様にしました。
20211224102331-nishishi.png
※機能そのものは何も削減していませんので、使いたい場合には従来通りご活用頂けます。
※[PICT:~]記法を使えば、画像をURLで指定した場合でも「ギャラリーモードに表示できる」・「画像の縦横サイズを取得できる(※同一ドメイン下にある場合のみ)」などの利点があります。今後は画像をURLで指定したい場合でも、[PICT:~]記法の方をお使いになることをお勧めいたします。


#不具合修正
❎サーバのエラーログに「Use of uninitialized value~」と出力される問題を解決。
動作そのものに問題はありませんが、エラーログに余計な警告が記録されてしまう問題を解消しました。(β版のVer 3.4.4以降で発生していました。)
❎スキンの一時適用時に、一部でURLに「skin=xxxxx」が二重に出力される問題を解消。
スキンを一時適用している際に、一部のリンクURLの中に「skin=xxxxx」が二重に出力されてしまって、 tegalog.cgi?skin=xxxxx&skin=xxxxx ……のような長いURLになってしまうことがあった問題を解消しました。
❎画像アップロード後のページ内リンクの掲載順序が間違っていた点を修正。
管理画面の画像一覧画面から新しい画像を複数個まとめてアップロードした際に表示される「約xxxKBの画像をアップロードしました。」のリンク先が正しくなかった不具合を修正しました。実害はあまりなかったとは思いますけども。^^;(β版で発生していました。)
❎管理画面の投稿一覧画面で、絞り込み検索の文字列に「#」記号を使うと、2ページ目以降のリンクが正しく機能しない不具合を解消。
特定のハッシュタグを含む投稿だけに絞り込んで(管理画面の投稿一覧画面上で)リスト表示したい場合で、対象投稿が100件以上ある場合に、101件目以降が見られない不具合を解消しました。(投稿一覧画面に絞り込み検索機能を搭載した初期からずっと存在していた不具合です。^^; ユーザさんにご報告頂かないとずっと気付かなかったと思います。ご報告に感謝致します。)

以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります。(笑)

:10820文字 修正

てがろぐ Ver 3.4.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.4.0 を公開しました。複数カテゴリの同時表示機能、ギャラリーモードやRSSモードでも複数スキンの併用を可能にする機能、新規投稿/編集画面で外部CSSやJavaScriptを読み込める機能、画像一覧画面で埋込用コードを簡単にコピーできる機能、日付境界バーの日付表記を設定できる機能、西暦2桁や和暦(年号)表記ができる記法、先頭の0を付けずに月日を出力する機能などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正も含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

🆕 Ver 3.4.0の更新点(概要):
複数カテゴリの同時表示機能を追加
ギャラリーモードでも複数スキンの併用が可能に
RSSモードでも複数のRSS用独自スキンが併用可能に
新規投稿/編集画面で、外部のCSSやJavaScriptを読み込める機能を追加
画像一覧画面で埋込用コードを簡単にコピーできる機能を追加
日付境界バーの日付表記を設定できる機能を追加
設定画面にカスタマイズ方法ヘルプの参照機能を追加
西暦を2桁で出力する新記法「y」を追加
年を和暦で出力する新記法「R」・「r」を追加
月日を先頭の0なしで表示できる新記法「G」・「N」を追加
日付一覧の月の表記桁数を選択できる機能を追加
先頭固定時の投稿日時文字列変更機能を追加
投稿や入力内容を合成音声で読み上げる機能を追加
●管理画面の投稿一覧表で各投稿の抜粋が最大90文字まで表示されるよう拡張
●管理画面の右上に「管理画面TOPへ戻るボタン」が常に表示されるように
●スマホ端末ではヘッダ部分を小さくして操作UI部分を広くするよう改良
●スマホ端末では常に「事前の範囲選択」が不要で装飾記法を挿入可能に
●投稿欄下部の「機能」ボタンも全ユーザに表示される仕様に変更
●投稿欄下部の「機能」ボタン押下時に表示される内容の取捨選択機能を追加
●日付表記の先頭ゼロを排して自然な表記に見えるように修正
●管理画面の「設定」で、画面下端にもページ切り替え用タブを配置
●管理画面の「設定」画面内に「上端へ/下端へ」ボタンを固定配置
●ライセンス時の「このCGIについて」枠の表示制限機能を追加
角括弧付きハッシュタグが出現したあと、次に何らかの閉じ各括弧「 ] 」が現れるまでの間に存在する別のハッシュタグのうち、1つ目のハッシュタグのリンクが無効になってしまう不具合を修正。
角括弧付きハッシュタグの内側に「 # 」記号があるとき、ハッシュタグとしては認識されるもののリンク先が正しくなかった不具合を修正。
一部のパラメータがおかしい場合のエラーメッセージが、Ver 3.3.0 の新仕様に合致していなかった点を修正。


▼今回の大きな機能追加:
🌸複数カテゴリの同時表示機能を追加
複数のカテゴリを同時に表示できる機能を追加しました。
▼詳細:
これまで、特定のカテゴリに属する投稿だけを表示するためのcatパラメータに指定できるカテゴリIDは1つだけでしたが、『 tegalog.cgi?cat=inquiry,answer 』のように、カテゴリIDを半角カンマ記号で区切ると、いくつでも同時に表示できるようになりました。
詳しくは、使い方・設定方法ページの「条件付き閲覧:カテゴリ限定表示」項目内の「複数のカテゴリを同時に表示したい場合」部分をご覧下さい。

🌸ギャラリーモードでも複数スキンの併用が可能に
ギャラリーモードでも skinパラメータを使って任意のスキンが適用可能になり、複数のギャラリー用スキンを併用可能になりました。
▼解説:
ギャラリーモード( tegalog.cgi?mode=gallery )でも、skinパラメータを加えて「 tegalog.cgi?mode=gallery&skin=skin-alt 」のように別スキンを指定して一時適用できるようになりました。これによって、
●ギャラリー用スキンも複数個を用意して使い分ける。
●ギャラリー用の本番スキンを適用したままで、別のギャラリー用スキンの動作を試す。
……などの動作も可能になります。カテゴリによってギャラリー用のスキンを分けたいなど、複数のギャラリー用スキンを併用したい場合にもご活用頂けるでしょう。

▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「ギャラリー用スキンの作り方・使い方」区画内の「複数のギャラリー用スキンを併用する方法」項目をご覧下さい。

🌸RSSモードでも複数のRSS用独自スキンが併用可能に
RSSモードでも skinパラメータを使って任意のスキンが適用可能になり、複数のRSS用独自スキンを併用可能になりました。
▼解説:
RSSモード( tegalog.cgi?mode=rss )でも同様に、 skinパラメータを加えることで「 tegalog.cgi?mode=rss&skin=another-rss 」のように別スキンを指定して、複数のRSS用独自スキンを併用可能になりました。
これによって例えば、RSSを使って最新投稿を別ページに埋め込んでいる場合でも、別途更新チェック用のRSSを配信したりできるようになります。(その場合は、デフォルトのRSS用スキンは更新チェック用にして、別ページに埋め込む用途のRSSスキンでは skinパラメータを使うようにすると良いでしょう。)

▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「RSSフィード用スキンの作り方・使い方」区画内の「複数のRSSフィード用スキンを併用する方法」項目をご覧下さい。

🌸新規投稿/編集画面で、外部のCSSやJavaScriptを読み込める機能を追加
管理画面上の新規投稿/編集画面で、外部に用意したCSSファイルやJavaScriptファイルを読み込めるオプションを追加しました。
▼解説:
従来は、QUICKPOST(ページに埋め込む投稿欄)なら自由にCSSやJavaScriptを使ってカスタマイズできましたが、編集時などに使われる「管理画面上の投稿欄」はCGI内部のデザインで固定されていたためカスタマイズができませんでした。今回のバージョンからは、管理画面上の投稿欄でも、CGIと同じディレクトリに置かれた edit.css ファイルや edit.js ファイルを(あれば)読み込めるようになりました。読み込むためには事前に設定が必要です。

▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「てがろぐ管理画面のカスタマイズ方法」カテゴリ内の「新規投稿/編集画面に自由なCSSやJavaScriptを加える方法」項目をご覧下さい。

🌸画像一覧画面で埋込用コードを簡単にコピーできる機能を追加
画像一覧画面からの埋込用コードの簡単コピー機能を用意しました。
▼解説:
画像管理画面の一覧で、その画像を埋め込むためのコードをコピーしやすくしてみました。下図の黄色矢印の先に見える「COPY」ボタンを押すと、その場でクリップボードにコピーされます。
20210922235702-nishishi.png
既存の投稿を編集しているときに、過去に投稿した画像を挿入したい場合には、ここから「COPY」ボタンを押すことで埋込用コードをコピーしてからペーストすると楽でしょう。
※なお、複数の画像をまとめて選択したい際や、画像を新規投稿に掲載したい場合には、(従来通り)左端のチェックボックスにチェックを入れてから上端の「実行」ボタンを押す方が楽だと思います。

🌸日付境界バーの日付表記を設定できる機能を追加
日付境界バーの日付表記を設定できる機能を追加しました。
▼解説:
これまで、日付境界バーに表示される日付表記は「2021年08月01日」のように、「YYYY年MM月DD日」形式で固定されていましたが、これらを自由にカスタマイズできる機能を用意しました。管理画面の[設定]→[ページの表示]→【ページの表示/全体】→[▼日付境界バーの挿入位置]→『日付の表記形式』欄で、年と月と日の表記方法をそれぞれ別個に指定できます。
20210923000243-nishishi.png
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「日付境界バーの装飾方法」区画内の「日付境界バーのカスタマイズ方法」項目をご覧下さい。


▼今回のその他の機能追加:
🌺設定画面にカスタマイズ方法ヘルプの参照機能を追加
設定画面にある各設定項目枠の右上に「?」ボタンを配置して、その項目に関連するカスタマイズ解説部分へ直接リンクするようにしました。
その設定項目に関連する装飾方法などを参照なさりたい際にご活用下さい。なお、このボタンのリンク先は別タブで表示されます。
20210922235618-nishishi.png

🌺西暦を2桁で出力する新記法「y」を追加
投稿日付等で、西暦を2桁で出力する新記法「y」を追加しました。
詳しくは、カスタマイズ方法ページにあるリファレンス内の「投稿日時関連要素」項目にある記法一覧表をご覧下さい。

🌺年を和暦で出力する新記法「R」・「r」を追加
投稿日付等で、年を和暦で出力する新記法「R」=和年(元号+年数)と、「r」=和年(元号なし年数だけ)を追加しました。
詳しくは、カスタマイズ方法ページにあるリファレンス内の「投稿日時関連要素」項目にある記法一覧表をご覧下さい。

🌺月日を先頭の0なしで表示できる新記法「G」・「N」を追加
投稿日付等で月日を出力する際に、2桁固定ではなく、先頭の0を付加せず1~2桁変動で表示できる新記法「G」=月(先頭0なし数値)、「N」=日(先頭0なし数値)を追加しました。
詳しくは、カスタマイズ方法ページにあるリファレンス内の「投稿日時関連要素」項目にある記法一覧表をご覧下さい。

🌺日付一覧の月の表記桁数を選択できる機能を追加
日付一覧のテキストリンクで、月を2桁固定で表記するか、1~2桁で表記するかを選択できる機能を追加しました。
日付一覧では「01月、02月、03月…………12月」のように全月が2桁固定で出力されていましたので、日付としては見た目が少々不自然でした。これを「1月、2月、3月……12月」のように1~2桁変動で表示できる設定項目を用意しました。(デフォルトでは従来通り「2桁固定」です。)
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「日付一覧リストの月の表示桁数を設定(変更)する方法」項目をご覧下さい。

🌺先頭固定時の投稿日時文字列変更機能を追加
先頭に固定する投稿の場合は、投稿日時として何を出力するかを選択できる機能を追加しました。[設定]→[ページの表示]→【先頭に固定表示する投稿】→「先頭に固定する投稿の日付表示」欄で、下記の4通りから選べます。➊本来の投稿日時を表示。➋現在日時(アクセスされた瞬間の日時)を表示。➌別途設定した「固定表示を示すラベル」欄の値を表示。➍何も表示しない。デフォルトは➊です。
詳しくは、使い方・設定方法ページの「先頭固定機能の使い方」区画内の「先頭に固定した際にだけ投稿日時の文字列を自動変更する方法」項目をご覧下さい。

🌺投稿や入力内容を合成音声で読み上げる機能を追加
投稿入力欄に入力した内容を合成音声で読み上げる機能(何の設定も不要で使用可能)と、投稿済み本文を合成音声で読み上げる機能(スキンを編集すると使用可能)を追加しました。
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「投稿本文も合成音声で読み上げ可能にする方法」項目をご覧下さい。


▼その他の細かな機能改善:
●管理画面の投稿一覧表で各投稿の抜粋が最大90文字まで表示されるよう拡張
管理画面の投稿一覧表では、従来は投稿本文の冒頭18文字しか表示されませんでしたが、最大90文字まで表示されるよう表示空間を拡張しました。お使いのブラウザのウインドウ幅(画面幅)に合わせて最大90文字まで表示されます。また、モバイル端末のように画面幅が狭い場合には文字サイズを小さくした上で最大5行表示されるように改良しました。
202109222345286-nishishi.png

●管理画面の右上に「管理画面TOPへ戻るボタン」が常に表示されるように。
管理画面で常に画面の上部に表示されているヘッダ部分の右端に、常に「管理画面TOP(メインメニュー)へ戻るボタン」が表示されるようにしました。従来は、画面下端にしか戻るリンクがなかったので、縦方向に長い設定画面等ですぐにメニューに戻りたい場合にいちいちスクロールする必要がありましたが、今回からは画面上端にも戻るボタンがあるので多少は操作が楽になるでしょう。特に、マウスでスクロールできないモバイル端末では楽になるかもしれません。

●スマホ端末ではヘッダ部分を小さくして操作UI部分を広くするよう改良
スマートフォンサイズの端末で管理画面にアクセスした際には、ページ上部のヘッダ部分を小さくして操作UI部分がもっと広く表示されるよう改良しました。

●スマホ端末では常に「事前の範囲選択」が不要で装飾記法を挿入可能に
投稿欄にボタンクリックで装飾記法等を挿入する際、スマートフォン端末などのような画面幅が1024px以下の場合には、設定値に関係なく「事前の範囲選択」を求めずに装飾記法が挿入されるように仕様を改良しました。大型タブレットやPCでも「事前の範囲選択」を不要にするためには、管理画面の「設定」→「投稿欄の表示」→【文字装飾・リンク挿入機能の動作設定】→『事前に範囲選択していなくても各種記法を挿入する』項目で設定して下さい。

●投稿欄下部の「機能」ボタンも全ユーザに表示される仕様に変更
投稿欄の「機能」ボタンも全ユーザに表示される仕様に変更し、「先頭に固定」チェックボックスだけを管理者権限(Lv.9)がないと表示されない仕様に変更しました。「機能」ボタンで表示される機能が増えたためです。「機能」ボタンを表示させたくない場合は別途非表示を設定できます。

●投稿欄下部の「機能」ボタン押下時に表示される内容の取捨選択機能を追加
投稿欄下部の「機能」ボタンを押すと、デフォルトでは(管理者権限がある場合は)「先頭に固定」と「読み上げ」の2機能が表示されます。これらの表示/非表示が個別に選択可能になりました。(※管理者権限のないユーザには「先頭に固定」は常に表示されません。)

●日付表記の先頭ゼロを排して自然な表記に見えるように修正
ユーザ側で特に設定できずに自動挿入される日付表記は、これまで「2021年08月09日」のように月日が2桁固定でした。この先頭ゼロを挿入しないようにして「2021年8月9日」のように1~2桁で表記するよう改善しました。対象は下記の3カ所です。
①状況に応じた見出しに日付が表示される際の表記。
②カレンダーの月数。
③ユーティリティリンク枠内に表示される日付表記。
202109222345281-nishishi.png
202109222345282-nishishi.png

●管理画面の「設定」で、画面下端にもページ切り替え用タブを配置
●管理画面の「設定」画面内に「上端へ/下端へ」ボタンを固定配置
管理画面の「設定」画面は縦に長いので、一気に下端へスクロールしたい場合にマウス操作では少々面倒でした。そこで、画面の右下に半透明で「上端へ/下端へ」ボタンを用意しました。PCで主にマウスで操作していたり、モバイル端末で操作している際には一気に上端や下端へ移動できて便利かもしれません。
202109222345284-nishishi.png

●ライセンス時の「このCGIについて」枠の表示制限機能を追加
ライセンスを取得している場合に、管理画面HOME右上に見える「このCGIについて」枠の一部または全部を非表示にできる機能を追加しました。
ライセンスとは「Powered-by表記」を非表示にして運営できる権利のことですが、そういう場合、たいていはビジネス用途で活用していたり、客先サーバにセットアップして納品している場合がよくあります。その場合、管理画面のTOPに「作者にコーヒーをおごる」等のリンクはあまり表示したくないでしょう。(^_^;) なので、ライセンスが取得されているなら、この「このCGIについて」枠の表示を制限できる機能を用意しました。
20210922234528-nishishi.png
上図の3段階のほか、完全に非表示にすることもできます。設定はライセンスのご取得時に案内した「Powered-by表記」の非表示方法と同じ箇所にあります。ご不明な場合はお問い合わせ下さい。


#不具合修正
❎角括弧付きハッシュタグが出現したあと、次に何らかの閉じ各括弧「 ] 」が現れるまでの間に存在する別のハッシュタグのうち、1つ目のハッシュタグのリンクが無効になってしまう不具合を修正。
❎角括弧付きハッシュタグの内側に「 # 」記号があるとき、ハッシュタグとしては認識されるもののリンク先が正しくなかった不具合を修正。
❎一部のパラメータがおかしい場合のエラーメッセージが、Ver 3.3.0 の新仕様に合致していなかった点を修正。

以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります。(笑)

:7329文字 修正

てがろぐ Ver 3.3.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.3.0 を公開しました。マイナス検索(除外検索)・OR検索機能、Lightbox以外の画像拡大スクリプトを読み込む機能、複数月カレンダーの表示機能、前後の月へ移動するリンクの出力機能、表示投稿が1件もない場合のメッセージ変更機能、長年日記(n年日記)機能、画像アップロード許可拡張子の指定機能などの追加が主な更新点です。その他、細かな機能追加や不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※今回は標準添付スキンのソースも一部を更新しています。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、それらも上書きアップロードするとカレンダーの前後月移動リンクが使えます。スキンは更新しなくても動作に支障はありません。

🆕 Ver 3.3.0の更新点(概要):
マイナス検索(除外検索)機能を追加
OR検索機能を追加
Lightbox以外の画像拡大スクリプトを読み込む機能を追加
複数月のカレンダーを同時に表示できる記法を追加
前後の月へ移動するリンクの出力機能を追加
表示できる投稿が1件も存在しない場合に表示されるメッセージを自由に指定できる機能を追加
過去年も含めた同一月日の投稿を一括して閲覧できる「長年日記(n年日記)」表示機能を追加
先月以前も含めた過去月の同一日の投稿を一括して閲覧できる「n年m月日記」表示機能を追加
画像としてアップロードを許可するファイル拡張子リストを編集できる設定項目を追加
画像へのリンクに、指定のclass名を付加する機能を追加
日付限定表示用のパラメータの記法を拡張
ユーティリティ枠に、カテゴリ維持リンクも加えられる設定を追加
ユーティリティ枠内の表示項目を細かく取捨選択できる設定項目を追加
ボタンを使って専用記法を挿入した後、カーソル位置を挿入位置の直後に戻す(移動する)よう仕様を改善
範囲選択せずに装飾記法を追加する場合、追記位置(カッコの内側)にカーソルを移動するよう修正
●箱形カレンダーの各日を構成するセル(td要素)に、曜日を示すclass名(mon~sun)を出力するよう仕様改善
●表示対象が1件も存在しない場合でも、パラメータに年と月の指定があるなら、指定年月のカレンダーを表示する仕様に変更
●任意URLリンクで、範囲選択せずに挿入可能な設定の場合で、実際に範囲選択されていなければ、「リンク」を仮ラベルとして入力しておく仕様に修正(そのまま投稿しても正しくリンクになるように)
●複合検索窓の「カテゴリ」欄で、カテゴリIDを表示せず、該当件数を表示するよう仕様変更
●複合検索窓の「カテゴリ」欄で、カテゴリなしの表現を「カテゴリ管理画面でのカテゴリなし設定文字列」に合わせる仕様
●どのカテゴリにも属していない投稿だけが表示される場面の [[SITUATINO:~]] 記法では、カテゴリなしを表す独自名称をツリーに加えている場合にはその名称を出力するよう仕様改善
角括弧を使ったハッシュタグの中に特定の文字を書くと表示が崩れる不具合を解決
管理画面のTOPを表示する際に、Webサーバのログに「Argument "" isn't numeric in numeric ne (!=) at tegalog.cgi line 4348.」というアラートが記録される点を解消
画像管理画面での画像一覧表示で、掲載が許可されているファイルのチェック機構が緩かった点を見直し


▼今回の大きな機能追加:
🌸マイナス検索(除外検索)機能を追加
全文検索時に、半角マイナス記号「-」を頭に付けて単語を書くことで、「指定の単語を含まない投稿」を検索できる除外検索機能を搭載しました。
▼詳細:
詳しくは、使い方・設定方法ページの「全文検索」区画内の「マイナス検索(除外検索)」項目をご覧下さい。

🌸OR検索機能を追加
複数単語を使った全文検索時に、単語と単語を半角縦棒記号「|」で区切ると、OR検索ができるようになりました。
空白文字で区切るとAND検索になり、縦棒記号で区切るとOR検索になります。AND検索とOR検索を組み合わせることもできますし、3つ以上の単語を縦棒で区切ってOR検索することもできます。「林檎|リンゴ|りんご」のような表記のゆれを吸収する検索などにも使えるでしょう。
▼詳細:
詳しくは、使い方・設定方法ページの「全文検索」区画内の「OR検索」項目をご覧下さい。

🌸Lightbox以外の画像拡大スクリプトを読み込む機能を追加
FancyboxやFuwaimgなど、Lightbox以外のスクリプトを使って画像を拡大したい場合にも管理画面上から簡単に切り替えられる設定機能を用意しました。
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「Lightbox以外の画像拡大スクリプトを読み込んで使う方法」区画をご覧下さい。記述例として、Fancyboxを使うための設定方法と、Fuwaimgを使うための記述方法も具体的に紹介しています。

🌸複数月のカレンダーを同時に表示できる記法を追加
「当月と前月の2ヶ月分のカレンダーを表示したい」という場合などのために、複数月のカレンダーを出力できる記法を追加しました。
従来の記法 [[CALENDAR]] では、当月(そのとき表示されているページ内の最も新しい投稿が属する月)のカレンダー1ヶ月分が表示されます。さらに、 [[CALENDAR:-1]] と書くと前月のカレンダーが出力され、さらに [[CALENDAR:-2]] と書くと2ヶ月前のカレンダーが出力されます。必要なだけいくつでも記述できます。
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページのリファレンス内「サイドコンテンツ要素」項目もご参照下さい。

🌸前後の月へ移動するリンクの出力機能を追加
前月の投稿ページのURLや、次月の投稿ページのURLを出力できる機能を追加しました。カレンダーの上下左右などに配置する移動リンクを作る用途を想定していますが、カレンダーとは独立して掲載することもできます。
[[MOVEMONTH:-1:URL]] と記述すると、その位置に前月の投稿ページのURLが挿入されます。[[MOVEMONTH:1:URL]] と記述すると、その位置に次月の投稿ページのURLが挿入されます。数値は「-1」や「1」だけでなく自由に指定可能です。
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページのリファレンス内「サイドコンテンツ要素」項目もご参照下さい。

🌸表示できる投稿が1件も存在しない場合に表示されるメッセージを自由に指定できる機能を追加
表示できる投稿が1件も存在しない場合に表示される『表示できる投稿が1件も見つかりませんでした』など3種類のシステムメッセージを自由に変更できる機能を追加しました。HTMLの指定も可能なので、メッセージを画像で表示することもできます。
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「表示できる投稿が1件も存在しない場合に表示されるシステムメッセージを改変する方法」項目をご参照下さい。

🌸過去年も含めた同一月日の投稿を一括して閲覧できる「長年日記(n年日記)」表示機能を追加
複数年に渡って特定の月日に限定した投稿を連続閲覧できる「n年日記(長年日記)」機能を追加しました。「昨年以前の今日には何をしていたかな?」というようなときに便利です。
例えば、2021年6月13日、2020年6月13日、2019年6月13日……のように、過去年も含めた同一月日の投稿を一括して閲覧できます。
▼詳細:
詳しくは、使い方・設定方法ページの「条件付き閲覧」区画内の「長年日記(n年日記)表示」項目をご覧下さい。

🌸先月以前も含めた過去月の同一日の投稿を一括して閲覧できる「n年m月日記」表示機能を追加
複数月に渡って特定の日だけに限定した投稿を連続閲覧できる「n年m月日記」機能を追加しました。「先月の今頃は何をしていたっけな……?」と振り返りたいときに便利かもしれません。
例えば、12月5日、11月5日、10月5日、9月5日……のように、先月以前も含めた過去月の同一日の投稿を一括して閲覧できます。
▼詳細:
詳しくは、使い方・設定方法ページの「条件付き閲覧」区画内の「長年日記(n年日記)表示」項目をご覧下さい。

🌸画像としてアップロードを許可するファイル拡張子リストを編集できる設定項目を追加
画像を投稿する際に、どの拡張子のファイルを画像として受け入れるのかを指定できるようになりました。
▼詳細:
詳しくは、使い方・設定方法ページの「画像を直接アップロードする仕様」区画内の「アップロード可能な画像形式(拡張子)の設定」項目をご覧下さい。


▼今回のその他の機能追加:
🌺画像へのリンクに、指定のclass名を付加する機能を追加
画像を掲載する際に、画像そのものへのリンクも付加する設定にしているとき、そのリンクに任意のclass名を付加できるようになりました。
画像拡大スクリプトによっては、指定のclass名を付加しないと画像拡大処理の対象にならないスクリプトがあります。それらに対応させるための機能です。管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/画像】等から設定できます。
▼詳細:
この機能については、カスタマイズ方法ページの「Lightbox以外の画像拡大スクリプトを読み込んで使う方法」区画もご参照下さい。

🌺日付限定表示用のパラメータの記法を拡張
長年日記機能(n年日記/n年m月日記)をサポートするため、tegalog.cgiへのパラメータ「date=」で指定できる値を下記の通り拡張しました。
➊ tegalog.cgi?date=2021/06/13 ➡ この日だけの投稿を表示。
➋ tegalog.cgi?date=2021/06  ➡ この月だけの投稿を表示。
➌ tegalog.cgi?date=2021    ➡ この年だけの投稿を表示。
➍ tegalog.cgi?date=06/13  ➡ 昨年以前も含めた「6月13日」の投稿を連続表示。
➎ tegalog.cgi?date=13    ➡ 先月以前も含めた「13日」の投稿を連続表示。
※上記の「➊➋➌」が従来からある記法、「➍➎」が新たに追加した記法です。

🌺ユーティリティ枠に、カテゴリ維持リンクも加えられる設定を追加
1投稿の単独表示ページの下部に追加されるユーティリティリンク枠に、カテゴリに限定した閲覧ができるリンクも表示できるようになりました。
🌺ユーティリティ枠内の表示項目を細かく取捨選択できる設定項目を追加
1投稿の単独表示ページの下部に追加されるユーティリティリンク枠にどのリンクを表示するかを詳しく選択できる設定項目を追加しました。不要なリンクを削除してシンプルに見せられるようになります。
カテゴリリンク設定
▼詳細:
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「1投稿の単独表示時に見えるユーティリティリンク枠の装飾方法」項目をご参照下さい。

🌺ボタンを使って専用記法を挿入した後、カーソル位置を挿入位置の直後に戻す(移動する)よう仕様を改善
各種装飾記法やリンク挿入系記法を挿入するボタンを使って専用記法を挿入した後は、従来のバージョンだとカーソル位置が本文末尾に移動してしまう仕様でした。本文を書き進めながらその都度装飾していく場合にはそれでも良いかもしれませんが、本文全体をざっと書いた後でまとめて装飾を指定したい場合にはカーソル移動が面倒になっていました。そこで、ボタンを使って専用記法を挿入した後には、投稿欄内のカーソル位置が「挿入された位置の直後」に移動する(戻る)ように仕様を改善しました。
▼従来は、ボタンクリック後にカーソル位置が末尾に移動してしまっていたのが、
従来
▼新仕様では、挿入位置の直後にカーソルが戻るように。
新仕様

🌺範囲選択せずに装飾記法を追加する場合、追記位置(カッコの内側)にカーソルを移動するよう修正
範囲選択しない状態で各種装飾記法を挿入した場合は、適切に追記しないと装飾として機能しません。そのため、範囲選択されていない状態で挿入された場合には、追記すべき位置にカーソルを移動させるよう改善しました。これによって、カーソルを移動させなくてもそのまま追記ができます。
カーソル位置


▼その他の細かな機能改善:
●箱形カレンダーの各日を構成するセル(td要素)に、曜日を示すclass名(mon~sun)を出力するよう仕様改善
詳しくは、カスタマイズ方法ページの「カレンダー表示の装飾方法」区画内の「カレンダーの各部分をCSSで細かく装飾する方法」項目をご参照下さい。

●表示対象が1件も存在しない場合でも、パラメータに年と月の指定があるなら、指定年月のカレンダーを表示する仕様に変更
●任意URLリンクで、範囲選択せずに挿入可能な設定の場合で、実際に範囲選択されていなければ、「リンク」を仮ラベルとして入力しておく仕様に修正(そのまま投稿しても正しくリンクになるように)。
●複合検索窓の「カテゴリ」欄では、カテゴリIDを表示するのをやめ、該当件数を表示するよう仕様変更。
●複合検索窓の「カテゴリ」欄で、「カテゴリなし」の表記を、「カテゴリ管理画面での『カテゴリなし』の設定文字列」に合わせるよう仕様を改善。
●どのカテゴリにも属していない投稿だけが表示される場面の [[SITUATINO:~]] 記法に対しては、『カテゴリなし』を表す独自名称をツリーに加えている場合に限ってはその名称を出力するよう仕様改善。

#不具合修正
❎角括弧を使ったハッシュタグの中に特定の文字を書くと表示が崩れる不具合を解決
角括弧を使ったハッシュタグの中に、さらに半角「 # 」記号を含めると、ハッシュタグリンクの出力がおかしくなり、表示が崩れる不具合を解消しました。

❎管理画面のTOPを表示する際に、Webサーバのログに「Argument "" isn't numeric in numeric ne (!=) at tegalog.cgi line 4348.」というアラートが記録される点を解消。
❎画像管理画面での画像一覧表示で、掲載が許可されているファイルのチェック機構が緩かった点を見直し。

以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

:6234文字 修正

てがろぐ Ver 3.2.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.2.0 を公開しました。複合検索窓の出力機能、投稿時の各種ボタンの取捨選択やラベル自由設定、全文検索の仕様強化、ルビ振りやclass指定など装飾記法の強化、投稿一覧画面の仕様強化、カテゴリなし投稿だけの表示機能、状況に応じた見出しのカスタマイズ支援、管理画面内ページネーション追加、画像管理画面の機能追加などの追加が主な更新点です。その他、多数の細かな機能追加や不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※今回は標準添付スキンのソースも全体的に更新しています。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、それらも上書きアップロードすると複合検索機能が使えます。スキンは更新しなくても動作に支障はありません。

🆕 Ver 3.2.0の更新点(概要):
複合検索窓の出力機能を追加
投稿欄の「装飾」ボタンで現れる各ボタンのラベルを変更できる機能を追加
投稿欄の「リンク」ボタンで表示される5つのボタンの取捨選択機能を追加
管理画面の「投稿の削除/編集」リストで、任意の検索語で絞り込める機能を追加
「カテゴリなし」の投稿だけを一括閲覧できる機能を追加
ルビを振る装飾記法を追加
全文検索でカテゴリIDもヒットできる仕様を追加
画像管理画面や投稿一覧画面にもページ番号リンクを表示する仕様を追加
画像管理画面に「その画像を使用している投稿」を探して一括閲覧できる機能を追加
「その投稿に含まれている画像の個数」を得られる記法 [[PICTCOUNT]] を追加
ページ番号リンクで「ページ番号とページ番号の間に挿入する記号」の設定機能を追加
「状況に応じた見出し」に表示される「該当件数やページ番号」のカスタマイズ機能を追加
class名を自由に指定できる装飾記法を追加
状況に応じてページデザインを切り替える用途に活用可能な記法を追加
カテゴリ名そのものもカテゴリ別に装飾可能にする仕様を追加
「そのとき限定されている表示内容」に限定したRSSフィードへのリンクが出力される仕様を追加
●事前に範囲選択していなくても文字装飾記法を挿入できるようにするオプションを追加
●パスワードを間違えた際に、直前に選択されていたユーザIDを覚えておく仕様に改良
●管理画面の「投稿の削除/編集」リストに「所属カテゴリID」も表示される仕様を追加
●「続きを読む」ボタンによって隠された範囲を表示する際に、隠されていた対象要素を inline, inline-block. block のどれで表示するかを指定できるようにする機能を追加
●カッコの対応が取れているなら、装飾範囲内に角括弧をそのまま書いても大丈夫な仕様に改良
●本文中に \[ 、 \] 、 \: と書けば、それら3種の記号が数値文字参照に置き換わる記述仕様を追加
●「指定No.リンク」ボタンでの投稿番号入力時に、余分な空白があっても自動で取り除く仕様を追加
●「状況に応じた見出し」に出力される『表示限定名称』にclassを付加するマークアップを追加
●サーバの時刻からずらす時間調整を0.5時間単位で設定できるよう改善
●YouTubeの埋め込み処理に、遅延読込用の「loading="lazy"」属性を追加する仕様に改良
標準添付の各種スキンを更新
エラー「CGIの設置ドメインとは異なる場所からデータが送信されました」発生の可能性を低減
エクスポート画面の「投稿日付」欄に日付がリストアップされない不具合を解決
記法 [[INFO:LASTUPDATE]] で挿入できる最終更新日時が、ずらす時間設定を考慮していない不具合を修正
管理画面の「投稿の削除/編集」リストでの冒頭抜粋部分に特殊記法がそのまま出てしまう問題を解消
内側スキンに [[COMMENT:TAGS]] の記述があるとき、「続きを読む」機能が使われている投稿を表示すると表示が崩れる可能性がある不具合を修正


▼今回の大きな機能追加:
🌸複合検索窓の出力機能を追加
任意の検索語に加えて、投稿者(ユーザ)名・投稿年月・ハッシュタグ・カテゴリの各条件を同時に指定して検索できる「複合検索窓」を出力できる機能を追加しました。
▼見え方:
複合検索窓は、下図の右側のように見えます。(下図は標準スキンでの見え方です。実際の表示はスキンや設定次第で変わります。)
202103082114421-nishishi.png

▼書き方:
従来の(検索語を指定するだけの)検索窓は、外側スキンに [[SEARCHBOX]] と書くと挿入されました。複合検索窓は [[SEARCHBOX:COMPLEX]] と書くことで挿入できます。
上図では(標準添付スキンでは)『複合検索窓に切り替える』リンクを押すと「従来の検索窓」と「複合検索窓」が切り替わるようになっていますが、これはスキンHTMLの中にJavaScriptで直接そのような処理を書いているだけです。もし最初から複合検索窓の方を表示しておきたいなら、スキンに [[SEARCHBOX:COMPLEX]] だけを書いておけば良いでしょう。もちろん、この複合検索機能が不要なら、スキンに書かなければ良いだけです。

▼オプション:
なお、[[SEARCHBOX:COMPLEX]] とだけ書くと全オプションがプルダウンメニューとして列挙されますが、 [[SEARCHBOX:COMPLEX:識別子]] の記述方法を使うことで、表示するオプションを取捨選択したり順序を指定したりできます。例えば1人で使っているなら「投稿者」の選択肢は不要でしょうから非表示にすると良いでしょう。
識別子は、 U=投稿者、D=投稿年月、H=ハッシュタグ、C=カテゴリ、O=出力順序 の5種類がありますので、例えば [[SEARCHBOX:COMPLEX:CDH]] のように、識別子として「CDH」を指定すると、(C)カテゴリ→(D)投稿年月→(H)ハッシュタグの順にプルダウンメニューが表示され、投稿者(U)と出力順序(O)は非表示になります。

▼設定:
項目名(オプションのラベル)をカスタマイズしたい場合は、管理画面の[設定]から下図のように指定できます。
20210308211442-nishishi.png
プルダウンメニューを見れば項目は明らかですから、ラベルはなしにしても良いかもしれません。もしくは、絵文字だけにして省スペース化を図っても良いかもしれません。その辺は個人の好みによって様々でしょうから、上記のカスタマイズ機能を使って自由にして頂ければ良いでしょう。

🌸投稿欄の「装飾」ボタンで現れる各ボタンのラベルを変更できる機能を追加
装飾ボタン13種類の表面に表示される「強」・「B」・「I」・「U」……等の文字(=ボタンラベル)を自由に変更できる機能を加えました。
▼設定箇所:
これまでのバージョンでは、装飾ボタンのラベルは「強」・「B」・「色」などに固定されていましたが、ここの文字列を自由に変更できるようにしました。例えば「強調」は「文字サイズを大きくする機能として使いたい」という場合には、ボタンのラベルを「強」ではなく「大」に変更すると、より分かりやすく使えるでしょう。
202103091812041-nishishi.png
※上図の緑色矢印の部分にある「自由装飾」は今回追加した新機能です。これについては後述します。

🌸投稿欄の「リンク」ボタンで表示される5つのボタンの取捨選択機能を追加
編集領域の下に表示される「リンク」系統の5つボタン「任意URLリンク」・「指定No.リンク」・「画像埋込リンク」・「ツイート埋込」・「YouTube埋込」の取捨選択と、ボタンラベルの変更ができるようになりました。
▼実装背景・設定箇所:
各種リンクを作る記法を挿入するための「リンク」ボタンが5つありますが、利用形態によっては「ツイートを埋め込むことはない」や「YouTube動画を埋め込むことはない」といったように、不要なボタンもあるでしょう。そこで、表示するボタンの取捨選択ができるようにしました。
20210309181204-nishishi.png
また、ボタンのデフォルトのラベルがそこそこ長いので、ボタンのラベルも自由に変更できるようにもしました。既に機能の詳細が分かりきっている場合には、もっとラベルを短くして「URL」・「No.」・「画像」・「Tweet」・「動画」などのようにすると、専有面積が少なくて済むでしょう。

🌸管理画面の「投稿の削除/編集」リストで、任意の検索語で絞り込める機能を追加
管理画面の「投稿の削除/編集」で表示される投稿リスト表でも、任意の検索語で絞り込み表示ができるようになりました。
▼表示例:
何らかのキーワードに関連する投稿を一括して再編集したり削除したりしたい場合に役立ちそうです。任意の検索語で絞り込んでいる際は、下図黄色矢印のように絞り込み中の表示と、下図青色矢印のように該当件数が表示されます。
202103091550461-nishishi.png
検索語には、投稿本文内にある文字のほか、カテゴリIDやユーザIDや投稿日時も検索対象になっています。なので、「特定のカテゴリに属する投稿のうち、指定の文字列を含む投稿」などのような複合検索による絞り込みも可能です。
20210309155046-nishishi.png
※投稿日時で絞り込む場合は、年だけ「2021」、年月「2021/01」、年月日「2021/01/05」のような書式(=一覧表の「投稿日時」欄に見えている日付書式)で検索語を入力する必要があります。

🌸「カテゴリなし」の投稿だけを一括閲覧できる機能を追加
どのカテゴリにも属していない投稿だけに限定した表示ができるようになりました。パラメータとして、カテゴリIDにハイフン1文字「-」を加えて「?cat=-」のように指定すると、下図のように「カテゴリなし」の投稿だけが表示されます。
▼表示例:
20210309154701-nishishi.png
また、カテゴリツリーの表示にも「なし」という項目を加えるかどうかを設定できるようにしました。標準では非表示です。(「なし」という名称も自由に変更できます。)
202103091545041-nishishi.png
なお、カテゴリツリーに「なし」項目を加えない場合でも、パラメータ「?cat=-」を自力で付加するなり、そういうリンクをあらかじめ作っておくなりすれば、カテゴリなしに限定した表示は可能です。

▼備考:
どのカテゴリにも属していない投稿に対して、「カテゴリなし」を表す文字列を出力する設定にしてある場合は、その文字列が「カテゴリなしの一覧を見るためのURL」へのリンクとして出力されます。
※どのカテゴリにも属していない場合に「カテゴリなし」を表す文字列を出力するかどうかは、管理画面の[設定]→[ページ設定]→【カテゴリの表示】→「カテゴリ名として表示する内容」項目で設定できます。(デフォルトでは「何も表示しない」になっているため、リンクも出力されません。)

🌸ルビを振る装飾記法を追加
本文中に [R:漢字:かんじ] のように書くと「漢字」の上にルビで「かんじ」が載る記法を加えました。装飾ボタンのクリックでも挿入できます。
▼表示例:
HTMLのruby要素等を使ってマークアップされ、例えば下図のように描画されます。
20210309154504-nishishi.png
ルビに対する文字装飾も有効なので、文字色を変化させたり色を付けたりもできます。ルビだけに色を付けることも、本体だけに色を付けることもできます。創作系サイト等でご活用頂けるかもしれません。

▼入力方法:
自力で本文中に [R:漢字:かんじ] のように書くこともできますし、対象の漢字部分を範囲選択した上で「装飾」ボタン→「ル」ボタンを押してルビを入力すると、この記法に整形して挿入されます。(このボタンを表示するかどうかは管理画面の「設定」→「投稿欄の表示」→【装飾ボタンの表示設定】で選択できます。また、ボタンのラベル「ル」もそこから変更できます。)


▼今回のその他の機能追加:
🌺全文検索でカテゴリIDもヒットできる仕様を追加
全文検索では、検索語にカテゴリIDも使えるようになりました。そのため、複数カテゴリでの絞り込み検索が可能になります。
例えば、検索語に「info memo」と入力して検索すると、『カテゴリ info と memo の両方に同時に属している投稿』のみを表示できます。
※カテゴリ名ではなくカテゴリIDだけが使えますので注意して下さい。
※カテゴリIDと全く同じ文字列が投稿本文に含まれている場合は、それもヒットします。カテゴリIDの大文字・小文字は区別しません。

🌺画像管理画面や投稿一覧画面にもページ番号リンクを表示する仕様を追加
画像管理画面や投稿一覧画面にもページネーション(ページ番号リンク)を表示するようになり、過去の投稿や画像を探しやすくなりました。ページの途中を省略するかどうかは、設定で選択できます。(標準では13ページ以上ある場合には途中が省略されます。)
※下図は投稿一覧画面での表示例です。管理画面内に表示される一覧画面に、このようなページネーションを表示するようにしました。(デフォルトでは、下図左上のように途中の番号が省略される設定です。)
202103091501204-nishishi.png
ページ番号の途中を省略するかどうかの設定場所は、管理画面の[設定]→[システム設定]→【管理画面内の表示】→[管理画面内のUI]です。下図の黄色矢印部分のように設定できます。
202103091501203-nishishi.png

🌺画像管理画面に「その画像を使用している投稿」を探して一括閲覧できる機能を追加
画像が実際に使われている投稿だけを見るボタンを画像管理画面に追加しました。ある画像が複数の投稿で使われているなら、その複数の投稿すべてを一括閲覧できます。
▼表示例:
202103091501202-nishishi.png
上図の黄色矢印部分のように表示されます。「投稿を見る」ボタンでは、その画像が使われている投稿に限って(複数あれば全部が)表示されます。「一覧で見る」ボタンでは、その画像が使われている投稿を(管理画面上の)投稿一覧画面で見られます。まだ1度も使われていない画像でも、ボタン自体は無条件で表示されます。

🌺「その投稿に含まれている画像の個数」を得られる記法 [[PICTCOUNT]] を追加
内側スキンの中に [[PICTCOUNT]] と記述すると、「その投稿に含まれている画像の個数」が数値で挿入されます。
▼使用例:
標準添付のギャラリーモード用スキンでも下図のように使用してあります。(※Ver 3.2.0 のZIPに含まれている新しい「ギャラリーモード用スキン」の場合)
20210309152129-nishishi.png
上図の緑色矢印の先に、その投稿に含まれている画像の個数が表示されています。キーワード [[PICTCOUNT]] で挿入されるのはあくまでも数字だけなので、前後の文字はスキンに直接記述する必要があります。

▼仕様:
※ギャラリーモード以外でも使用可能です。内側スキンならどこでも使えます。
※半角数値で画像枚数が挿入されます。画像がなければ「0」が挿入されます。
※[PICT:画像ファイル名]記法の個数をカウントしているだけなので、本当に画像ファイルが存在しているかどうかはチェックしていません。また、外部画像を埋め込んでいる分(=[IMG]URL記法で表示している場合)はカウントされません。

🌺ページ番号リンクで「ページ番号とページ番号の間に挿入する記号」の設定機能を追加
ページ番号リンクを掲載する際に、ページ番号とページ番号の間に区切り記号を入れたいケースもあるようでしたので、その設定項目を増やしました。
▼設定:
20210309160325-nishishi.png
▼補足:
従来でも「ページ番号の左側」や「ページ番号の右側」に何らかの記号を追加することはできたのですが、これらはあくまでもページ番号を (1)・(2)・(3)……などのようにカッコでくくったり、何らかのマークアップを加える用途を想定した設定項目でした。この設定項目を流用してページ番号の区切りにしようと思うと、どうしても先頭(または末尾)に1つだけ余分な記号が出てしまいます。なので、「ページ番号とページ番号との間」にだけ挿入される記号を別途設定できる項目を追加しました。(上図の緑色矢印の先)

🌺「状況に応じた見出し」に表示される「該当件数やページ番号」のカスタマイズ機能を追加
例えば、カテゴリ別表示時や、ハッシュタグ別表示時、何らかの検索結果などのように表示対象が限定されている状況では、『状況に応じた見出し』として該当件数が常に表示される仕様になっていました。また、それらの2ページ目以降ではページ番号も表示されます。その結果、『カテゴリ「情報」に属する投稿[53件](3ページ目)』のような感じで表示される仕様でした。この辺の表記をどうするかを少しカスタマイズできるように、下図のような設定項目を増やしました。
▼設定:
202103091603251-nishishi.png
上図の緑色矢印が増やした設定項目です。
「該当件数を表示するかどうか」・「ページ番号を表示するかどうか」だけでなく、どのように件数やページ番号を表示するのかも設定できます。日本語ではなく英語で表記したいとか、件数は表示したいがカッコで囲みたくはないとか、そういうカスタマイズも可能になるでしょう。

また、これまでは「何の表示条件も限定されていない場合」には、2ページ目以降を表示していても「状況に応じた見出し」には何も出力されない仕様でしたが、ページ番号を表示できるように設定もできるようにしました。デフォルトではOFFにしてありますが、スキンによっては「いま何ページ目を表示しているのか」を強調しないと分かりにくい場合もありそうでしたので加えました。

なお、ここでの設定は、スキン内に [[SITUATION:~]] というキーワードを書いた場所に挿入されます。標準添付スキンではページタイトル(HTMLのtitle要素)にも使われていますから、この設定を変更すると、同時にページタイトルのカスタマイズにもなります。

🌺class名を自由に指定できる装飾記法を追加
本文中に直接class名を指定してマークアップできる装飾記法を追加しました。
▼記述方法と出力例:
例えば、以下のⒶように記述すると、Ⓑのように出力されます。

Ⓐ自由装飾記法: [F:sakura:あいうえお]
Ⓑ出力されるHTML: <span class="deco-sakura">あいうえお</span>

「あいうえお」という文字列が、「deco-sakura」というclass名でマークアップされます。(使われるclass名は「sakura」ではなく「deco-sakura」になる点にご注意下さい。)

▼実装背景:
これまでの文字装飾は、専用記法を使って [B:この範囲が太字になります] のように書く仕様でしたから、てがろぐ側に用意されている装飾しか使えませんでした。しかし、これだと「強調」~「背景色」まで10種類の装飾しか使えないので自由度はあまりありませんから、細かな装飾を使い分けたい場合には困ります。そこで、自由にclass名を付加できる記法を加えました。

投稿時に自由なclass名を指定できるので、望みの装飾をCSS側に用意しておけば、装飾の数に制限なくいくらでも装飾可能です。事前に自力でCSSを書いておく必要がありますが、デフォルトの10種類を超えて細かく装飾したいと思う方々はCSSくらいは書けるでしょう、という前提で居ます。(^_^;)
※装飾種類の識別記号が「F」なのは、「Free」の意味です。

▼制約:
なお、投稿者が完全に自由なclass名を書けてしまうと、ページの表示が崩れるようなclass名が使われてしまったときに困りますので、それを避けるために実際に出力されるclass名には、必ず「deco-」という接頭辞が付く仕様にしてあります。

つまり、投稿時に「tomoyo」というclass名を指定したら、実際には「deco-tomoyo」というclass名としてspan要素に出力されるということです。この方法なら、既存のページ構造に使われているようなclass名を誤って(もしくは悪戯で)指定してしまうことを防げます。(※偶然、deco-XXXというclass名を使ってページを作っていた場合だけは例外ですが。^^;)

▼標準添付スキンでのサンプル:
標準添付スキンのCSSには、自由装飾の記述例として以下の3つを加えてあります。
Ⓐ [F:scream:あいうえお] ➡ 大きな文字で表示
Ⓑ [F:code:かきくけこ] ➡ 等幅フォントで表示(ソース等の掲載用)
Ⓒ [F:separator:さしすせそ] ➡ 区切り用の薄い横線を引く

▼補足:
この自由装飾機能もボタンクリックで挿入可能ですが、そのボタンはデフォルト設定では非表示になっています(CSSを自力で事前に書いておかない限り意味のない機能だからです)。使う場合には、管理画面の「設定」→「投稿欄の表示」→【装飾ボタンの表示設定】で、表示する設定に変えて下さい。なお、ボタンを表示しない場合でも、自力で記述すれば使えます。

🌺状況に応じてページデザインを切り替える用途に活用可能な記法を追加
「単独投稿が表示されている場合」や「表示対象が特定のカテゴリに限定されている場合」などのように、『そのとき表示されている状況』に応じて装飾を分けたい場合のために、外側スキンHTMLのbody要素を <body class="[[SITUATION:CLASS]]"> のように書ける機能を用意しました。
▼仕様:
例えば、HTMLを class="[[SITUATION:CLASS]]" のように記述しておくと、状況に応じて class="home nofiltering hit toppage" のように出力されます。

※body要素に使って <body class="[[SITUATION:CLASS]]"> のように書いておけば、HTMLとしては <body class="home nofiltering hit toppage"> のように出力されますから、CSSで(ページの状況に応じた)独自の装飾に使いやすいでしょう。

🌸HOMEページに居る場合: home
🌸何も表示が限定されていない状況: nofiltering
🌸ユーザ名限定の表示時: selected-user user-ユーザID
🌸カテゴリ限定の表示時: selected-cat cat-カテゴリID
🌸ハッシュタグ限定の表示時: selected-tag tag-ハッシュタグ名(※パーセントエンコーディング形式)
🌸日付限定表示時: selected-date date-日付
🌸検索表示時: search-result
🌸投稿単独表示時: onelog log-投稿番号
🌸表示データが1件以上ある場合: hit
🌸表示データが1件もない場合: nohit
🌸1ページ目が表示されている場合: toppage (※全1ページの場合でも出力されます。投稿単独表示時には出力されません。)
🌸2ページ目以降が表示されている場合: deeppage (※2ページ目以降なら何ページ目でも全部これ。)
🌸逆順に表示している場合: reversed

これらのサインが(状況によっては複数個)出力されます。

例えば、
🍅HOMEページ(1件以上の投稿がある場合)なら:home nofiltering hit toppage
🍅カテゴリ「info」の1ページ目なら: selected-cat cat-info hit toppage
🍅ユーザ「admin」の2ページ目なら: selected-user user-admin hit deeppage
🍅ハッシュタグ「メモ」の1ページ目なら: selected-tag tag-%e3%83%a1%e3%83%a2 hit toppage
🍅検索結果で1件もヒットしなかった場合: search-result nohit
🍅何も表示を限定していない状況の2ページ目: nofiltering hit deeppage
🍅投稿No.400の単独表示時(その投稿が存在する場合): onelog log-400 hit
🍅投稿No.500の単独表示時(その投稿が存在しない場合): onelog log-500 nohit

※「HOMEページ」は同時に「1ページ目」でもあり「何も表示条件が限定されていない状況」でもありますから、 home は常に toppage と nofiltering も同時に出力されます。

この機能があると、例えばCSSを「 .onelog { ~装飾~ } 」のように書けば、投稿単独表示時のみに適用される装飾を用意できます。さらに、ある特定の投稿だけに特別な装飾を施したければ、「 .log-123 { ~装飾~ } 」などのようにも書けます。

カテゴリ限定表示時に限った装飾は「 .selected-cat { ~装飾~ } 」で書けますし、カテゴリのうち「infoカテゴリ」に限定した装飾を作りたければ「 .cat-info { ~装飾~ } 」と書けば良いことになります。

🌺カテゴリ名をカテゴリ別に装飾可能にする仕様を追加
各投稿に付加される所属カテゴリリンクも、カテゴリ別に装飾できるように仕様を拡張しました。
▼記述方法:
内側スキンには、[[CATEGORYLINKS]] や [[CATEGORYNAMES]] のキーワードを使って、各投稿が属するカテゴリへのリンクやカテゴリ名を表示できます。

このとき、カテゴリ名を出力する際のマークアップは、カテゴリに関係なく単に <span class="categoryname">カテゴリ名</span> や <a class="categorylink" ~>カテゴリ名</a> などのようになっていたのですが、これだとカテゴリ別に色を分けるような装飾ができません。

そこで、カテゴリIDそのものもclass属性値に加えるようにしました。
これによって、例えばカテゴリ別にカテゴリリンクの配色を指定する等の装飾ができるようになります。

例えば、従来なら、カテゴリ「リンゴ」と、カテゴリ「みかん」の2つに属している投稿は、 <span class="categoryname">リンゴ</span>,<span class="categoryname">みかん</span> などのようにマークアップされていました。(※カテゴリをリンクにして出力する場合と、リンクにせず出力する場合とで、class名は異なります。詳しい仕様は、カスタマイズ解説ページの「各投稿に表示されるカテゴリ名の装飾方法」をご覧下さい。)

これを、<span class="categoryname cat-apple">リンゴ</span> や <span class="categoryname cat-orange">みかん</span> のように、カテゴリID(の頭にcat-を加えた文字列)もclass属性値に加わるようにしました。
カテゴリIDに応じたCSSを事前に書いておけば、カテゴリ名のリンク自体をカテゴリ別に分けることもできるでしょう。

🌺「そのとき限定されている表示内容」に限定したRSSフィードへのリンクが出力される仕様を追加
状況に合致したRSSフィードを指すURLが得られる記述方法と、常に全投稿を対象にしたRSSフィードを指すURLが得られる記述方法とを別々に用意しました。
▼背景:
てがろぐCGIには、RSSフィードを出力する機能があります。
そのRSSフィードは、「全投稿を対象にしたRSS」だけでなく、特定のカテゴリに限定したRSS、特定の日付に限定したRSSなど、表示時に使えるすべての限定条件を使って絞り込んで出力できます。

しかし、これまでは [[RSS:URL]] のキーワードで挿入される「RSSフィードへのURL」は、常に「全投稿を対象にしたRSSフィード」に固定されていました。

とはいえ、例えば特定のカテゴリに限定した表示を見ている際のRSSボタンは、「そのカテゴリに限定されたRSSフィードが得られるRSS」になっている方が便利な場合もあるでしょう。

▼記述方法と出力:
そこで、そのようなRSSフィードへのURLも出力できるよう、下記のようにキーワードの仕様を拡張しました。

Ⓐ [[RSS:URL]] ←状況に合致したRSSフィードのURLを挿入
Ⓐ [[RSS:URL:FULL]] ←状況に合致したRSSフィードのURLを絶対URIで挿入
Ⓑ [[RSS:URL:PURE]] ←常に投稿全体を含んだRSSフィードのURLを挿入
Ⓑ [[RSS:URL:PURE:FULL]] ←常に投稿全体を含んだRSSフィードのURLを絶対URIで挿入

上記のうち、Ⓐは従来からある記法ですが、出力内容が変わります。
Ⓑは新規に追加した記法で、従来のバージョンでのⒶの記法で得られる内容を出力します。

なお、パラメータ mode=rss で出力されるRSSフィードそのものの内容に変更はありませんのでご安心下さい。
RSSフィードを読み取って何らかの処理を加えているようなカスタマイズをなさっている場合、それらには何ら影響しません。あくまでも「スキンに埋め込む『RSSフィードへのURL』」にバリエーションが増えただけのことです。

上記の仕様によって、例えばスキン内に [[RSS:URL]] の記述を使ってRSS Auto-Discoveryの記述がある場合は、
✅HOMEを表示しているときにブラウザのRSSボタンを押すと、全投稿を対象にしたRSSフィードが得られるが、
✅カテゴリupdatesに限定したページを表示しているときにブラウザのRSSボタンを押すと、そのカテゴリに限定した内容だけを収録したRSSフィードが得られる。(限定条件はカテゴリ以外でも有効。)
……のように動作します。


▼その他の細かな機能改善:
●事前に範囲選択していなくても文字装飾記法を挿入できるようにするオプションを追加。
※文字装飾系のボタンでは、範囲選択していない状態でボタンを押すと「先に装飾対象を範囲選択して下さい」というダイアログが表示されるのがデフォルトの動作です。しかし、モバイル端末で投稿する際などのように、事前に範囲選択する操作が面倒な場合もあります。この機能をONにすると、範囲選択していなくても専用記法がカーソル位置に挿入されるようになるため、モバイル端末で使いやすくなります。
202103091501201-nishishi.png
※この機能をONにした場合、何も範囲選択されていない場合には、挿入される記法に対して適切に(文法通りに)文字を追加しないと、装飾として機能しない点に注意して下さい。

●パスワードを間違えた際に、直前に選択されていたユーザIDを覚えておく仕様に改良。
※ログイン画面でパスワードを間違えた場合には再入力画面が表示されますが、その際、これまでは「ユーザIDの選択状態」が解除されてしまって、プルダウンメニューの最上位のIDが表示されてしまう仕様でした。これを改善し、直前に選択していたユーザIDを維持する仕様にしました。(※自らログアウトした後に表示されるログイン画面では維持されません。)

●管理画面の「投稿の削除/編集」リストに「所属カテゴリID」も表示される仕様を追加
管理画面の投稿一覧表にカテゴリIDも表示するようになりました(下図緑色矢印の先)。そうすることで表が少々横長になりますので、マウスを載せた行を緑色でハイライトする装飾も加えました(下図黄色矢印の先に見える緑色帯の部分)。
20210309160854-nishishi.png
※カテゴリ名ではなくカテゴリIDが表示される仕様なのは、てがろぐCGIでは「カテゴリを削除するとカテゴリ名は表示できなくなるものの、各投稿に設定されたカテゴリIDまで消えるわけではない」仕様だからです。(そのため、削除したカテゴリIDと同じIDで新規にカテゴリを追加すると、カテゴリの所属は復活します。) ユーザ名ではなくユーザIDが表示されているのも同じ理由からです。

●「続きを読む」ボタンによって隠された範囲を表示する際に、隠されていた対象要素を inline, inline-block. block のどれで表示するかを指定できるようにする機能を追加。
※ 隠された範囲が「続きを読む」ボタンによって表示される際に、その隠されていた領域(=動的に表示されるブロック)をどのように表示したいかを、「inline」・「inline-block」・「block」の3つから選べるようにしました。
設定箇所は、管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/テキスト】→「展開する範囲の表示方法」です。下図のように3通りから選んで設定できます。(デフォルトは従来通り inline です。)
202103091521291-nishishi.png
隠されている範囲だけに特別な装飾(CSS)を施したい場合には、必要に応じて設定を変更して下さい。

●カッコの対応が取れているなら、装飾範囲内に角括弧をそのまま書いても大丈夫な仕様に改良。
これまでのバージョンでは、装飾記法の内側に角括弧を1つでも書くと、装飾全体が無効になってしまう仕様でした。この点をやや改善して、装飾記法の内側に角括弧 [] を書いても(ほぼ)大丈夫な仕様にしました。

具体的には、角括弧の「開き」と「閉じ」の個数が1対1で正しく対応している限りは問題なく記述できます。
例えば、 [B:この範囲が[太字]になります。] のような記述なら問題なく装飾されます。もちろん入れ子にしても大丈夫なので [B:この[U:範囲が[太字[&]下線]になり]ます。] のような記述でも大丈夫です。これらの場合は、装飾範囲に含まれる角括弧の開き「 [ 」と閉じ「 ] 」の個数が一致しているからです。

※開き角括弧と閉じ角括弧の対応がおかしい場合には、おかしい位置で装飾が終わる可能性があります。特に閉じ角括弧「 ] 」だけを含めると、そこが装飾の終了位置を示す記号だと解釈されてしまいます。(とはいえ、角括弧の「開く方だけ」や「閉じる方だけ」を単独で装飾したいケースというのはそれほどなさそうですから、あまり問題にはならないと考えています。)

●本文中に \[ 、 \] 、 \: と書けば、それら3種の記号が数値文字参照に置き換わる記述仕様を追加
角括弧を角括弧としてそのまま表示したい際は、従来は &#91;&#93; のような数値文字参照の書き方を使うしかありませんでした。しかし、それだとあまりにも面倒なので、プログラミング言語でよくある「\」記号を使ったエスケープ記法が使える仕様も加えました。

具体的には、
●「 \[ 」と書くと [ 記号として表示されます。
●「 \] 」と書くと ] 記号として表示されます。
●「 \: 」と書くと : 記号として表示されます。(※注)
これらの記法を使う限りは、は、いくらでも装飾範囲内に含めて問題ありません。

※コロン記号「:」は、装飾の対象範囲外に書く場合は、そのまま「:」だけを書いて問題ありません。装飾の範囲内に書く場合は、色指定やオプション指定記法だと解釈されるのを防ぐために、「\:」のように書く方が無難です。

●「指定No.リンク」ボタンでの投稿番号入力時に、余分な空白があっても自動で取り除く仕様を追加
編集領域の下にある「リンク」ボタン→「指定No.リンク」ボタンを押して、望みの投稿番号を入力する際、番号の前後に誤って空白文字が入ってしまうことがあります。従来のバージョンでは、余分な空白もそのまま挿入されてしまっていましたが、それだと投稿しても正しいリンクになりません。そこで、数値の前後に含まれる空白文字は自動で除外するようにしました。

●「状況に応じた見出し」に出力される『表示限定名称』にclassを付加するマークアップを追加
※外側スキンにキーワード [[SITUATION:HTML]] を書いた場合のみ、そのときに限定されている表示対象を下記のclass名を使ってspan要素でマークアップした状態で出力します。文字を装飾する用途のほか、JavaScriptのgetElementsByClassNameで値を取得することで、状況に応じたメッセージを自前で1から組み立てる用途にも使えそうな気がします。
●日付限定時の日付: class="situation-date"
●全文検索時の検索語: class="situation-search"
●ハッシュタグ限定時のハッシュタグ名: class="situation-tagname"
●カテゴリ限定時のカテゴリ名: class="situation-catname"
●投稿者限定時のユーザ名: class="situation-username"
●単独表示時の投稿No.: class="situation-postno"
●2ページ目以降のページ番号: class="situation-page"
●該当件数の数値: class="situation-hits"
※同種のキーワードでも、[[SITUATION:TITLE]] や [[SITUATION]] では上記のようなマークアップは加わりません。

●サーバの時刻からずらす時間調整を0.5時間単位で設定できるよう改善。
※サーバの時刻から1時間単位ではなく30分単位で時刻設定をずらせる仕様にしました。GMT+9:30のように、標準時が半時間ずれているような地域でご使用の場合にも現地時刻に対応できるようになりました。
20210309150120-nishishi.png

●YouTubeの埋め込み処理に、遅延読込用の「loading="lazy"」属性を追加する仕様に改良。
※YouTubeを埋め込むためのiframeに、遅延読み込み用の属性を付加する仕様にしました。これによって(iframeの遅延読み込みが可能なブラウザでは)YouTubeの埋め込み位置にスクロールされるまで動画が読み込まれることはなくなるため、ページの表示速度向上に繋がります。
※この設定をOFFにする機能はありません。
※この機能が有効になるのは、現時点では「Chrome」や「Edge」や「Opera」などのようなChromiumベースのブラウザのみです。


▼今回の標準添付スキンの改良:
🌷標準添付スキン10種類を更新しました。 #スキン
※完全版パッケージに付属している標準添付スキンを更新しました。一般用途のスキンには複合検索窓を掲載したり、ギャラリーモード用スキンには [[PICTCOUNT]] を加えて画像数を掲載したりしています。標準添付スキンをそのままお使いの場合は、上書きアップロードして下さい。


#不具合修正
❎エラー「CGIの設置ドメインとは異なる場所からデータが送信されました」発生の可能性を低減
※サーバ側のhttpsの仕様によっては、httpsとhttpが異なるだけで「CGIの設置ドメインとは異なる場所からデータが送信されました。リクエストは受け付けられませんでした」のエラーが表示されてしまう不具合を修正しました。

❎エクスポート画面の「投稿日付」欄に日付がリストアップされない不具合を解決
※Ver 3.1.0で追加した機能の副作用によって、エクスポート画面(=「条件を指定して出力」画面)の「エクスポート対象の抽出条件」区画にある「投稿日付」欄で、日付がリストアップされなくなってしまっていた不具合を解決しました。

❎記法 [[INFO:LASTUPDATE]] で挿入できる最終更新日時が、ずらす時間設定を考慮していない不具合を修正
※管理画面の「設定」→「システム設定」→「時刻設定」で設定された「ずらす時間」が、最終更新日時の表示部分には反映されていなかった不具合を修正しました。

❎管理画面の「投稿の削除/編集」リストでの冒頭抜粋部分に特殊記法がそのまま出てしまう問題を解消
※投稿一覧表では、本文の冒頭最大18文字が抜粋して表示されていましたが、従来では装飾記法がそのまま表示されてしまっていて、本文の内容が分かりにくい場合もありました。そこで、装飾記法は除外して抜粋表示される仕様にしました。そのほか、リンクラベル付きのリンクがある場合にはラベルだけを抜粋したり、動画やツイートの埋め込みではURLを出さずに「(動画)」や「(ツイート)」等の表示に留めることで、本文の中身が抜粋されやすいように仕様変更してあります。

❎内側スキンに [[COMMENT:TAGS]] の記述があるとき、「続きを読む」機能が使われている投稿を表示すると表示が崩れる可能性がある不具合を修正
※ハッシュタグだけでなく、前後の文章まで一緒に抜き出されてしまう不具合を解消しました。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※不具合の修正も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

:17171文字 修正

てがろぐ Ver 3.1.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.1.0 を公開しました。先頭固定機能ハッシュタグやカテゴリのプルダウンメニュー型表示機能カレンダー先頭列への曜日表示機能などの追加が主な更新点です。その他、多数の細かな更新を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(過去のどのバージョンからでも)

※今回は「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」も更新しています。先頭固定に関連する表示機能を使いたい場合は、これらのスキンもアップデートして下さい。

🆕 Ver 3.1.0の更新点(概要):
任意の投稿の先頭固定機能
ハッシュタグをプルダウンメニュー形式で表示する機能
カテゴリ一覧をプルダウンメニュー形式で表示する機能
カレンダーの先頭列に曜日を表示する機能
設定画面の上部にショートカットリンクを表示
そのページ内での表示順を整数で得られる [[LOOPCOUNT]] 記法を追加
ランダムな数値を挿入する [[RANDOM:n]] 記法を追加
キーワード [[USERURL]] にも、フルパスやデフォルトスキンを指定する記法を追加
キーワード [[CATEGORYLINKS]] にも、フルパスやデフォルトスキンを指定する記法を追加
●ページネーションの設定項目では空欄のままも許容する仕様に変更
●モバイル端末での新規投稿(編集)画面の無駄空間を削減
●キーワード [[HASHTAGLIST]] の記法を拡張
●画像管理画面から画像をUPした直後に、コードとプレビューリンクを表示
●削除ボタンの見た目をシンプルに作り替え
標準添付スキン「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」を修正
ハッシュタグの中に引用符を含めた場合の問題を修正
パスワード変更時の再入力画面がおかしい問題を修正
1行目に「続きを読む」系の出力があるときの行分割「TITLE」の結果がおかしい問題を解消
1行目にツイートの埋め込みがあるとき、行分割「TITLE」の結果がおかしい問題を解消
管理画面のカラーテーマをデフォルト配色以外に設定しているときの問題を修正
一部の記号を含む検索語で正しく検索できない問題を修正
管理画面の「設定」を生成するHTMLの文法ミスを修正
スマートフォンで削除確認画面を見たときに、冒頭抜粋部分が縦長に伸び過ぎる問題を解消

▼今回の大きな機能追加:
🌸任意の投稿の先頭固定機能
任意の投稿を先頭に固定配置できます。固定する投稿の個数に制限はありませんから、いくつでも好きなだけ固定できます。
▼表示例:
先頭固定投稿例
上図は標準スキンを使って、2つの投稿を先頭固定した表示例です。
▼設定方法:
先頭に固定する投稿や、固定する際に表示される文字列については、下図のように管理画面の[設定]→[ページの表示]→[先頭に固定表示する投稿]欄から設定できます。
先頭固定設定画面
なお、管理者権限のあるIDを利用している場合は、投稿フォームに先頭固定用のボタンが表示されるため、新規投稿時や再編集時に先頭固定(や解除)ができます。
先頭固定チェックボックス
▼設定・カスタマイズ解説:
※先頭固定機能の使い方については、使い方解説ページの「先頭固定」をご覧下さい。
※先頭固定機能の表示上のカスタマイズについては、カスタマイズ解説ページの「先頭固定の装飾方法」項目をご参照下さい。

🌸ハッシュタグをプルダウンメニュー形式で表示する機能
ハッシュタグ一覧を(従来からあるリスト形式ではなく)プルダウンメニュー形式でも表示できるようになりました。
▼表示例:
左側は、[[HASHTAG:LIST]]と書くと表示できる従来のリスト形式です。従来の表示形態に変更はありません。
202012092137074-nishishi.png
上図ではプルダウンメニューの隣に「表示」ボタンが見えていますが、「表示」ボタンを非表示にして、プルダウンメニューの項目を切り替えると同時にページ移動するようにすることもできます。
▼書き方:
外側スキンに [[HASHTAG:PULL]] と書けばプルダウンメニュー形式で表示され、[[HASHTAG:PULL:JS]] と書けばさらに「表示」ボタンが非表示になってJavaScriptで移動できる形態で表示されます。
カスタマイズ解説ページの「スキンのカスタマイズ方法」内にある「サイドコンテンツ要素」項目もご参照下さい。

🌸カテゴリ一覧をプルダウンメニュー形式で表示する機能
カテゴリ一覧も(従来からあるツリー形式ではなく)プルダウンメニュー形式でも表示できるようになりました。
▼表示例:
左側は、[[CATEGORY:TREE]]と書くと表示できる従来のツリー形式です。従来の表示形態に変更はありません。
202012092137073-nishishi.png
上図ではプルダウンメニューの隣に「表示」ボタンが見えていますが、「表示」ボタンを非表示にして、プルダウンメニューの項目を切り替えると同時にページ移動するようにすることもできます。
▼書き方:
外側スキンに [[CATEGORY:PULL]] と書けばプルダウンメニュー形式で表示され、[[CATEGORY:PULL:JS]] と書けばさらに「表示」ボタンが非表示になってJavaScriptで移動できる形態で表示されます。
カスタマイズ解説ページの「スキンのカスタマイズ方法」内にある「サイドコンテンツ要素」項目もご参照下さい。

🌸カレンダーの先頭列に曜日を表示する機能
カレンダーには曜日行を加えられるようになりました。曜日の文字は自由に変更可能ですし、曜日行を加えるか加えないかも設定で選択できます。デフォルト設定では曜日行が表示されますので、不要なら非表示に設定して下さい。
▼表示例:
カレンダーの表示例
上図は、標準スキン・Twitterっぽいスキン(ブルー)・Twitterっぽいスキン(ピンク)でカレンダーを表示させてみたところです。曜日行にはそれ専用のclass名を付加してありますから、CSSで装飾するのも簡単です。自由にカスタマイズ頂けるでしょう。
詳しくは、カスタマイズ方法ページ内の「カレンダー表示の装飾方法」をご覧下さい。
▼バージョンアップ時の注意:
カレンダーの曜日行はth要素でマークアップされます(※全体はthead要素の内側で、daysofweekというclass名のtr要素に含まれます)。したがって、従来のCSSのままだと、カレンダーの曜日行は何も装飾されないため罫線も引かれず太字で表示されてしまいます。標準添付スキンをそのまま使っている場合は、完全パッケージに含まれる新しいスキンに差し替えてお使い下さい。CSSを独自にカスタマイズしている場合は、添付スキン内の /* ▼カレンダー区画 */ 部分を参考にするか、少なくとも以下のCSSを追加することをお勧め致します。
.calendar th {
   border: 1px solid #ace3ac; /* 内側の枠線(※注:標準スキンの配色) */
   padding: 2px; /* セル内側の余白 */
   text-align: center; /* 中央寄せ */
   font-size: 0.9em; /* 文字サイズ */
   line-height: 1; /* 行の高さ */
}
/* 曜日行 */
.daysofweek th {
   background-color: #d9ffd9; /* 背景色(※注:標準スキンの配色) */
   font-weight: normal; /* 太字キャンセル */
   padding: 6px 0; /* 内側の余白量 */
   font-size: 0.8em; /* 文字サイズ */
}



▼今回のその他の機能追加:
🌺設定画面の上部にショートカットリンクを表示
設定項目がずいぶん増えてきましたので、「どこに設定項目があるか」を見つけにくい問題がありました。そこで、設定画面の上部に下図のようなショートカットリンクを用意しました。
202012092137072-nishishi.png
このショートカットリンク部分から目的の設定を探してクリックすれば、設定画面内をスクロールして項目を探す手間が省けるでしょう。

🌺そのページ内での表示順を整数で得られる [[LOOPCOUNT]] 記法を追加
そのページ内で「何番目に表示されている投稿なのか?」という表示順を整数で得られる [[LOOPCOUNT]] 記法を追加しました。内側スキンでのみ使えます。表示される投稿番号に関係なく、そのページ内で上から順に何番目に表示されているのかを数値で得られます。
▼使い方:
※表示位置に応じて装飾を変化させたい場合や、単純に上から1、2、3……と番号を表示したい場合などに活用できます。活用例は、カスタマイズ解説ページの以下の項目などをご参照下さい。
➡「ページ内リンクを作れるLOOPCOUNT記法の活用例

🌺ランダムな数値を挿入する [[RANDOM:n]] 記法を追加
1~指定数値までの間のランダムな数値を挿入する [[RANDOM:n]] 記法を追加しました。「n」の部分には10桁までの任意の数値を指定できます。
▼使い方:
※[[RANDOM:10]] のように記述すると、1~10の間の整数(1と10も含む)から1つがランダムに得られます。HTMLのclass名などに使えば、ランダムに配色を変化させたい場合などに活用できるでしょう。外側スキンでも内側スキンでも使えます。(※数値は10桁まで。負の値や小数点以下は指定できません。0を指定すると「10」を指定したものと解釈されます。)

🌺キーワード [[USERURL]] にも、フルパスやデフォルトスキンを指定する記法を追加
ユーザ別URLを挿入する内側スキン用キーワード [[USERURL]] に対して、次の3バリエーションの記法を追加しました。
➡フルパスで出力する [[USERURL:FULL]]
➡デフォルトスキンが適用される [[USERURL:PURE]]
➡その両方の [[USERURL:PURE:FULL]]
▼背景:
※SSIで他ページに投稿を埋め込む際、ユーザ限定ページのURLを出力する [[USERURL]] を使うと、埋め込み用スキンが維持されてしまって望みのリンクが出力できなかったり、(相対パスで出力されるために)正しいURLにならなかったりする問題がありました。今回に追加した [[USERURL:PURE:FULL]] 等を使えば、『デフォルトスキンが適用されるユーザ限定ページへのURL』がフルパスで出力されますから、この問題を解決できます。
カスタマイズ解説ページの「スキンのカスタマイズ方法」内にある「投稿ユーザ関連要素」項目もご参照下さい。

🌺キーワード [[CATEGORYLINKS]] にも、フルパスやデフォルトスキンを指定する記法を追加
カテゴリを挿入する内側スキン用キーワード [[CATEGORYLINKS]] に対して、次の3バリエーションの記法を追加しました。
➡フルパスで出力する [[CATEGORYLINKS:FULL]]
➡デフォルトスキンが適用されたリンクを出力できる [[CATEGORYLINKS:PURE]]
➡その両方の [[CATEGORYLINKS:PURE:FULL]]
▼背景:
※SSIで他ページに投稿を埋め込みたい場合、従来の [[CATEGORYLINKS]] だと、埋め込み用スキンが維持されてしまって望みのリンクが出力できなかったり、(相対パスで出力されるために)正しいURLにならなかったりする問題がありました。今回に追加した [[CATEGORYLINKS:PURE:FULL]] を使えば、『デフォルトスキンが適用されるカテゴリリンク』がフルパスで出力されますから、この問題を解決できます。
カスタマイズ解説ページの「スキンのカスタマイズ方法」内にある「カテゴリ関連要素」項目もご参照下さい。


▼その他の細かな機能改善:
●ページネーションの設定項目では空欄のままも許容する仕様に変更
※ページ移動リンク部分の設定に関しては、従来では空欄にして保存すると自動的にデフォルト値が補われる仕様でした。ここを、空欄のまま保存されるように仕様変更しました。これによって、強引に空白文字を入れて保存するような工夫をしなくてもカスタマイズしやすくなるでしょう。

●モバイル端末での新規投稿(編集)画面の無駄空間を削減
※小型のモバイル端末で編集画面を表示する際には、ヘッダ部分の専有面積を小さくするようにしました。
202012092137071-nishishi.png
ページ上端には余計な空間が少ない方が、ソフトキーボードを表示させた際に編集部分の見える面積が多く確保できて望ましいでしょう。

●キーワード [[HASHTAGLIST]] の記法を拡張
※リストのほかにプルダウンメニューでの挿入形式([[HASHTAG:PULL]])を追加したため、従来の記法 [[HASHTAGLIST]] は [[HASHTAG:LIST]] とも書けるようにしました。(古い書き方を修正する必要はありません。古い書き方も引き続き使用可能です。)

●画像管理画面から画像をUPした直後に、埋め込み用コードと表示プレビューリンクを表示
※画像管理画面から「新規投稿に使う」をマウスで選択するよりも、コードを自力でコピー&ペーストした方が早いと思う方々のための改良です。

●削除ボタンの見た目をシンプルに作り替え
※少しだけ押しやすい形になりました。

▼今回の標準添付スキンの改良:
🌷標準添付スキン「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」を修正 #スキン
※完全版パッケージに含まれるスキン「Twitterっぽいスキン(ブルー/ピンク)」にも、[[NEW]]の記述を加えて、「New!」サインを表示できるように更新しました。この記述は、「先頭固定サイン」を表示する場所としても使われますので、その機能を使いたい場合にはスキンを新しいものに差し替えて下さい。


#不具合修正
❎ハッシュタグの中に引用符を含めた場合の問題を修正
※ハッシュタグの中に引用符を含めると、無駄にエスケープされた状態で表示されてしまう上に、クリックしても「該当なし」になってしまう問題を修正しました。

❎パスワード変更時の再入力画面がおかしい問題を修正
※パスワードを変更する際に、確認用パスワードが一致しなかった場合の再入力画面として「新規作成画面」が表示されてしまう問題を修正しました。

❎1行目に「続きを読む」系の出力があるときの行分割「TITLE」の結果がおかしい問題を解消
※1行目に「続きを読む」系の出力があるとき、行分割キーワード[[TITLE]]部分にJavaScriptソースがそのまま見える形で表示されてしまう問題を解消しました。

❎1行目にツイートの埋め込みがあるとき、行分割「TITLE」の結果がおかしい問題を解消
※1行目にツイートの埋め込みがあるとき、行分割キーワード[[TITLE]]部分に埋め込み待ちメッセージが挿入されてしまう問題を解消しました。

❎管理画面のカラーテーマをデフォルト配色以外に設定しているときの問題を修正
※管理画面のカラーテーマをデフォルト配色以外に設定しているとき、「アクセス権限がない」ことを示すグレーアウトができていなかった点を修正しました。(表示の問題だけで、実際にはクリックしてもアクセスはできませんでしたから実害はありません。)

❎一部の記号を含む検索語だと正しく検索できなかった問題を修正
❎管理画面の「設定」を生成するHTMLにいくつかの文法的なミスがあった点を修正
❎スマートフォン端末で削除確認画面を見たときに、冒頭抜粋部分だけが妙に縦長に伸びてしまう問題を解消

以上、ご活用頂ければ幸いです。

※セキュリティと不具合の更新も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

:7438文字 修正

てがろぐ Ver 3.0.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.0.0 を公開しました。カテゴリ機能の追加、ツイート埋め込み機能の追加が主な更新点です。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけ(※)を上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(過去のどのバージョンからでも)

※Ver.1系、Ver.2系どちらからのアップグレードでも、データや設定ファイルはすべてそのまま引き継げます。(詳しくは、バージョンアップ方法をご覧下さい。) ※一旦バージョンアップした後のバージョンダウンも可能です。

※標準添付スキンのCSSも更新(修正)していますので、もし標準添付スキン各種をそのままご使用の場合は、スキンも最新版にアップデートして下さい。カテゴリを表示する機能を使うためには、スキン側もカテゴリ機能に対応している必要があります。

🆕 Ver 3.0.0の更新点(概要):
カテゴリ分類機能を追加しました。(カテゴリを多重階層で登録しておく機能、投稿1つ1つにカテゴリを好きなだけ設定できる機能、特定のカテゴリに限定して表示する機能)
指定ツイートを埋め込む機能を追加しました。
●URL自動リンクの特殊表示化をする各種ラベルは、大文字小文字を区別せず記述できるようになりました。
●CGIの改行コードを[LF]のみに変更しました。
ユーザ権限Lv.3~7のユーザが、ある細工によって管理者権限を獲得できてしまう不具合を解消しました。

▼今回の大きな機能追加:
🌸カテゴリ分類機能を追加しました。
カテゴリを登録しておく機能(階層の深さに制限はなし)、投稿1つ1つにカテゴリを好きなだけ設定できる機能(1投稿を複数のカテゴリに属させられます)、特定のカテゴリに限定して表示する機能を搭載しました。
▼カテゴリ機能の基本的な使い方・カスタマイズ方法:
※カテゴリの設定方法については、使い方解説ページの「カテゴリ設定」をご覧下さい。
※カテゴリの表示カスタマイズについては、カスタマイズ解説ページの以下の項目などをご参照下さい。
 ➡(1)「カテゴリツリーの装飾方法
 ➡(2)「所属カテゴリ別に装飾を変化させる方法

カテゴリ管理画面 標準スキンでの所属カテゴリ表示

▼カテゴリの表示(スキン):
※標準添付スキンなら、どれも所属カテゴリを表示する機能をスキンに加えてあります。標準添付スキンをそのまま使っているなら、ZIPに含まれているスキンを上書きアップロードするだけでカテゴリ表示機能が有効になります。
※自作スキンを使っている場合は、ZIPに含まれるスキンのソースを参考にするか、または専用解説ページのカスタマイズ方法ページ内で、外側スキンに関しては「サイドコンテンツ要素・その他」項目を、内側スキンに関しては「カテゴリ関連要素」項目をご覧下さい。簡単に紹介しておくと、以下のような記述が使えます。(他にも記述方法がありますので、詳しくは先のリンク先をご覧下さい。)

✅外側スキンに [[CATEGORY:TREE]] と記述すると、その位置にカテゴリリストがツリー形式で挿入されます。
✅内側スキンに [[CATEGORYLINKS]] と記述すると、その位置にその投稿が属しているカテゴリが相対パスのリンク形式で挿入されます。

▼カテゴリの選択方法:
投稿フォームの下に「区分」というボタンが見えます。(ボタンのラベルは設定で自由に変更可能です。)その「区分」ボタンを押すと、カテゴリを選択するチェックボックスがカテゴリの数だけ表示されます。そこにチェックを入れた上で投稿ボタンを押すだけです。
20200930225022-nishishi.png

▼カテゴリ選択チェックボックスを #QUICKPOST で表示する際の調整について:
※QUICKPOST(ページ内に埋め込む投稿欄)を使用している場合、そこにも「カテゴリを選択するチェックボックス」が表示されます。しかし、従来のCSSだけだと、「カテゴリを選択するチェックボックス」の見た目が少し間延びしてしまいます。下記のCSSソース4行(コメントを含めると7行)をお使いのスキンのCSSに追記することをお勧め致します。

/* -------------------------------- */
/* ▼カテゴリ選択チェックボックス群 */
/* -------------------------------- */
.catChecks { font-size:0.9em; padding-top: 0.5em; }
.catChecks label { display:inline-block; cursor:pointer; margin:0 0.75em 0 0; }
.catChecks label:hover { text-decoration:underline; }
.catChecks input { min-width:0; min-height:0; margin-right:0.2em; }

上記のCSSをQUICKPOSTに対して適用すると、「カテゴリを選択するチェックボックス」が、管理画面での投稿編集画面と同じ見え方になります。

🌸指定ツイートを埋め込む機能を追加しました。
Twitterサイト上で公開されている任意のツイートを、直接埋め込んで表示できるようになりました。公開されてさえいれば、誰のツイートでも埋め込むことができます。
▼使い方:
※本文内に [Tweet] というラベルの後に twitter.com ドメインで始まる任意のツイートのURLを記述するだけで埋め込めます。(この機能は、設定で無効にすることもできます。)また、ボタンクリックで入力することもできます。
※詳しい書き方や使い方は、使い方解説ページの「Twitterの任意の1ツイートを埋め込む書き方」をご覧下さい。
※LightモードとDarkモードのどちらを使って埋め込むかは、管理画面の設定から指定できます。
ツイートの埋め込み表示例
▼注意点:
※mobile.twitter.comドメインでのURLだと埋め込まれません。サブドメインの付かない twitter.com ドメインを使って下さい。
※投稿内容を行単位に分割して使うタイプのスキンでは、(たまたまプレーンテキスト化される部分にツイートの埋め込み処理が入ってしまった場合などでは)そのページ全体でツイートが埋め込まれなくなります。(今のところは「仕様」です。)


▼その他の細かな機能改善:
●URL自動リンクの特殊表示化をする各種ラベルは、大文字小文字を区別せず記述できるようになりました。
※URLの直前に記述することでリンクを特殊な表示にする各種ラベルがあります。外部画像を埋め込む [IMG:~]ラベル、YouTube動画を埋め込む [YouTube]ラベルと、ツイートを埋め込める [Tweet]ラベルです。これらのラベルで、大文字小文字を区別せず記述できるようになりました。

●CGIの改行コードを[LF]のみに変更しました。
※CGIをアップロードする際に「アスキーモード」が使えなくても(バイナリモードで転送しても)エラーにならずに動作可能になる可能性が高まりました。
※その代わり、Windows7以下の「メモ帳」では編集できませんのでご注意下さい(改行が認識されなくなるため)。CGIソースの編集にはEmEditorがお勧めですが、改行コードLFを認識できて文字コードUTF-8が取り扱えるなら何でも構いません。


#不具合修正
❎ユーザ権限Lv.3~7のユーザが、ある細工によって管理者権限を獲得できてしまう不具合を解消しました。
❎そのほか、細かなセキュリティ上の不具合を修正しています。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※セキュリティ更新も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもアップグレード頂くことをお勧め致します。(アップグレードしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。)

:3483文字 修正

DASHBOARD

■リリースノート内を検索:

■最近の投稿:

■その他のご案内:

▼現在の公開バージョン:

正式版:Ver 3.9.0
β版は適宜。)

▼ご質問やご要望がある場合:

ご質問やご要望がある場合は、動作テスト用てがろぐもご利用下さい。事実上のサポート掲示板にもなっておりますので。(^_^;)

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