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てがろぐ リリースノート

お手軽マイクロブログCGI「てがろぐ」のアップデート案内です。新機能や更新した仕様、新しいスキンなどを案内しています。
更新点だけではなく全体の機能説明をお読みになりたい場合や、CGIそのものをダウンロードしたい場合は、てがろぐ配布ページへお越し下さい。
セットアップやバージョンアップの前に最新版の使い心地を試したい場合は、動作テスト用てがろぐをご使用下さい。
次期バージョンの開発進捗状況をチェックしたい場合は、開発進捗報告ページをご覧下さい。

《最終更新: 2023年12月13日 水曜日 21時04分 》 RSSフィード

2022年6月の投稿(時系列順)1件]

2022年6月9日

てがろぐ Ver 3.7.0 を公開しました! #Update

てがろぐ Ver 3.7.0 を公開しました。下書きプレビュー機能、下げる投稿機能、状況に応じた見出しのバリエーション選択機能や装飾仕様の追加、CGIの1行目を書き換えずに済む仕様改善などが主な更新点です。その他、細かな機能追加と(セキュリティ面を含む)不具合修正を含んでいます。
https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/

アップデートするには、tegalog.cgifumycts.pl の2ファイルだけを上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。(Ver.2以下も含む過去のどのバージョンからでも)

※セキュリティ面に影響する不具合を修正しました(詳細は最下部)ので、できるだけ早めのバージョンアップをお勧め致します。(特に、不特定多数からのゲスト投稿を認める形態で運営している場合は早急なバージョンアップを強くお勧め致します。)

🆕 Ver 3.7.0の更新点(概要):
下書き投稿を(非公開状態のままで)プレビューできる機能を追加。
下げる(一覧外)投稿機能を追加。(通常では表示されないが、指定条件下や単独表示時のみ表示されるようにする機能)
状況に応じた見出しの表示バリエーション選択機能と装飾仕様を追加。
tegalog.cgi の1行目を、書き換えなくても済む可能性の高い「 #! /usr/bin/env perl 」に変更。
管理画面に表示される各種「削除ボタン」を(左寄せではなく)右寄せで表示できる設定機能を追加。
管理画面のページタイトル先頭に任意の識別名称を付与できる設定機能を追加。
●ログインされていない状況で非表示にするためのCSSを、スキン側のCSSに影響されないよう修正。
各スキンのRSS Auto-Discoveryの記述には、状況に依存しない [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正。
ルビを振られる側の文字列が半角英数だけの場合にルビが振られない不具合を解消。
リンクURLの後に半角空白が2つ続くと、リンク先が正しくなくなる不具合を解消。
不正な画像ファイルが投稿された際に、動作が極端に遅くなる問題に対処。(セキュリティ面での更新)


▼今回の大きな機能追加:
🌸下書き投稿を(非公開状態のままで)プレビューできる機能を追加。
「下書き(非公開)」指定で保存した投稿を、投稿者本人だけがプレビューできる機能を追加しました。
▼解説:
「下書き(非公開)」保存機能は前の Ver 3.6.0 で追加しましたが、保存できるだけで表示確認する方法はありませんでした。今バージョンでは、「下書き(非公開)」指定で投稿(保存)した後に表示される画面に、『No.XXX の投稿をプレビュー表示する』というリンクが表示されるようになりました。ここをクリックすると、投稿者本人だけにプレビューが表示されます。本番投稿前に表示結果を確認する用途にもご活用頂けます。
使い方:下書きをプレビューする方法(投稿者だけが閲覧可能)

(キャプション自動取得対象外)
※投稿に使われたIDでログインしている場合に限って閲覧でき、それ以外では見えません。詳しい仕様は、上記リンク先をご覧下さい。

🌸下げる(一覧外)投稿機能を追加。(通常では表示されないが、指定条件下や単独表示時のみ表示されるようにする機能)
通常閲覧時(=表示条件が限定されていない状況)では表示されないが、指定された条件下や、1投稿の単独表示時だけでは表示されるようにする『下げる』機能を追加しました。
▼解説:
ToDoリストとして使っている場合では、『既に完了した分の投稿』は見えなくしたいこともあるでしょう。 しかし、記録としては残しておきたいなら完全に削除するのは望ましくありません。 そこで、『普通に全投稿を頭から見る際には表示されない』が、『検索したり、日付別に閲覧したりした際には表示される』というような表示形態があると便利です。それが、この「下げる」機能です。
下げる(一覧外)機能の使い方

(キャプション自動取得対象外)
表示される状況は、管理画面の[設定]→[ページの表示]→【下げた投稿の表示】で設定できます。

🌸状況に応じた見出しの表示バリエーション選択機能と装飾仕様を追加。
現在の表示対象や表示モード等を案内するための「状況に応じた見出し」をもっと自由にカスタマイズできるような仕様を追加しました。
▼解説:
てがろぐ標準添付の各スキンでは、ページの上部付近に「状況に応じた見出し行」が表示されています。ノーマルな状況では何も表示されませんが、カテゴリ別表示時、ハッシュタグ別表示時、日付別表示時、検索時など、「表示条件が限定されている状況」では下図の矢印部分のように表示条件が表示されます。この部分の表示形態を、もっと短い仕様に変更したり、独自のCSSで装飾したりできるようにしました。部分ごとに自由な装飾を加えられるように、かなり多めのclass名を用意して付加してあります。詳しくは、下記の解説をご覧下さい。
状況に応じた見出し行の装飾方法

(キャプション自動取得対象外) (キャプション自動取得対象外)


▼今回のその他の機能追加:
🌺tegalog.cgi の1行目を、書き換えなくても済む可能性の高い「 #! /usr/bin/env perl 」に変更。
従来、てがろぐCGIを設置・更新する際には、毎回 tegalog.cgi をテキストエディタで開いて1行目のPerlパスを書き換えるような手間が掛かっていました。その手間を不要にできる可能性の高い記述を採用しました。
今バージョン以降は、tegalog.cgi を書き換えずにそのままアップロードしてみて下さい。それで動作すればそのままお使い頂けます
もし Internal Server Error になる場合は、tegalog.cgiの1行目にある  #! /usr/bin/env perl  の記述を、従来通り #! /usr/bin/perl#! /usr/local/bin/perl など、サーバ側の指示に合致するよう書き換えて下さい。

🌺管理画面に表示される各種「削除ボタン」を(左寄せではなく)右寄せで表示できる設定機能を追加。
編集画面にある赤色の「この投稿を削除」ボタンや、カテゴリ管理画面にある「このカテゴリを削除する」ボタンを、左寄せではなく右寄せで表示することもできるようにしました。(デフォルトでは従来通り左寄せで表示されます。)
「赤色で目立つ削除ボタンが左側にあると間違えて押してしまう!」という場合には、設定から削除ボタンを右端に寄せてみて下さい。 削除ボタンが右側にあれば、ぼーっとしていても「投稿」ボタンと間違えてうっかり削除ボタンを押してしまう事態は防ぎやすいでしょう。(笑)
削除ボタンを右寄せで表示する方法

(キャプション自動取得対象外) (キャプション自動取得対象外)
▲削除ボタンが左側にある表示例と、右側に移動させた表示例

🌺管理画面のページタイトル先頭に任意の識別名称を付与できる設定機能を追加。
てがろぐCGIを複数個設置しているときに、それぞれを区別しやすくする方法として、従来からあるカラーテーマに加えて、識別名称を付与できる設定機能を追加しました。
この機能を使うと、タイトル先頭に任意の識別名を挿入できるため、ブラウザのタブ(タイトルバー)でも識別できるようになります。
識別名称を付与できる設定機能複数のCGIを識別しやすくする支援機能

(キャプション自動取得対象外)


▼その他の細かな機能改善:
●ログインされていない状況で非表示にするためのCSSを、スキン側のCSSに影響されないよう修正。
ログインされていない状況で何らかの要素を非表示にするための(カスタマイズ用の)CSSとして、従来は .Login-Required { display: none; } を出力していましたが、スキン側のCSSで打ち消されてしまう可能性を減らすために .Login-Required { display: none !important; } と出力するように改善しました。

➡(参考)ログインされている場合にだけ表示されるようにしたい場合


▼スキンの修正:
🌻各スキンのRSS Auto-Discoveryの記述には、状況に依存しない [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正。
標準添付の各スキンには、ブラウザにRSSフィードの存在を認識させるための「RSS Auto-Discovery」という記述がhead要素内にあります。従来のスキンでは、そこにRSSモードを示すURLとして [[RSS:URL:FULL]] を指定していましたが、これだと状況に依存するRSSフィードが出力されてしまいます。そのため、1投稿を単独で表示している際にブラウザでRSSフィードを購読しようとすると、「その1投稿しか指し示さないRSS」を購読してしまう問題がありました。そこで、ここでは  [[RSS:URL:PURE:FULL]] を使うよう修正し、表示状況に関係なく常に「すべての投稿を収録するRSSフィード」が出力されるように変更しました。(標準添付スキンをそのまま無加工で使っている場合には差し替えると良いでしょう。)

※状況に依存するRSSフィードを出力する [[RSS:URL:FULL]] は、例えば「いま表示されているカテゴリに限定したRSSフィード」や「いま表示されているハッシュタグを含む投稿だけに限定したRSSフィード」などを出力したい場面で役に立ちます。
リファレンス【特殊機能要素】


#不具合修正
❎ルビを振られる側の文字列が半角英数だけの場合にルビが振られない不具合を解消。
半角英数文字だけで構成されている文字列の上にルビを振るよう記述しても、文字装飾記法が正しく解釈されない不具合を解消しました。

❎リンクURLの後に半角空白が2つ続くと、リンク先が正しくなくなる不具合を解消。
テキストリンクや自動リンクになるURLの直後に半角の空白文字を2つ続けると、リンク先URLの末尾に「 」という文字列が付加されてしまって正しいリンクにならなくなる不具合を修正しました。

❎不正な画像ファイルが投稿された際に、動作が極端に遅くなる問題に対処。(セキュリティ面での更新)
不正なJPEGファイルを投稿することで、サーバ負荷を高め、Dos攻撃に使えてしまう不具合を修正しました。
この不具合を使うと、数MBの(不正な)JPEGファイル1つを投稿するだけでも、てがろぐCGIの動作を極端に遅くできます。そのため、同様の不正なファイルを複数個連投したり、もっと大きなサイズを投稿したりすることで、ページの表示を不能にもできてしまいます。その際にはサーバ負荷も高まるため、アクセスが続けばレンタルサーバ等ではアカウントの制限に繋がる可能性もあります。もし、不特定多数が自由に投稿できるような運営形態の場合には、極力早めにバージョンアップして下さい。

※自分1人だけで使っている場合は、自分でそのような不正なファイルをUPしなければ問題は発生しません。
※外部サイトに置かれている不正なJPEGファイルを表示する際にはこの問題は発生しません。(不正なJPEGファイルが同一ドメインに存在する場合にのみ発生します。)

※何らかの都合ですぐにはバージョンアップできない場合で、不特定多数の人々が画像を投稿できる状態での運営を続けたい場合は、管理画面の[設定]→[ページの表示]→【投稿本文の表示/画像】→「▼画像の表示」にある、『可能ならimg要素にwidth属性とheight属性を付加する』項目をOFFにしてお使い下さい。ここをOFFにすると、一般のアクセス者が閲覧できるページの表示時ではこの問題は発生しませんので影響を緩和できます(しかし、管理画面の「画像の管理」を表示する際には発生しますので根本的な解決にはなりません)。もしくは、投稿可能な画像形式のリストからJPEG形式を削除することでも防げます。しかし、いずれにせよバージョンアップ頂くのが最も望ましい対処法です。


以上、ご活用頂ければ幸いです。

※バージョンアップしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。

なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります。(笑)

:5258文字 修正

DASHBOARD

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正式版:Ver 4.2.0
β版は適宜。)

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ご質問やご要望がある場合は、動作テスト用てがろぐもご利用下さい。事実上のサポート掲示板にもなっておりますので。(^_^;)

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